2015/08/13

テンキーは少しずつスピードが上がっているような気がする(860日目~864日目)

8/4(860日目)
6時前に起床。

15時過ぎ、職業センターのカウンセラーの人とハローワークの専門相談員の人と勤務先に実習の打ち合わせをしに行う。
ここで直属の上司に初対面し、職場を見学させてもらった。
帰りの電車はカウンセラーの人と同じだったから色々雑談して帰った。
先日カラオケに行った人は、自分がいなくなってから少し気分が沈み気味だという。メールをするなどして声をかけたいけど、正直今の自分にそこまでの余裕はない。

イオンで職場に着ていく半袖のシャツや、テンキーを買った。
これからテンキーが早く打てるために練習しないといけない。
この日は疲れた。体力というよりも精神的にゲージが一気に減った感じ。

夕食はイオンで買った惣菜や、冷凍のピラフを食べた。
精神力が減ると、自炊したくない感じ。


8/5(861日目)
セミの抜け殻を取ると買い取ってくれるというメッセージが突然クマから届いたので、
戸惑いつつもセミの抜け殻を集めに行った。
このことは後で別記事で書こうと思う。

この日も記事のタイトル変更や、検索に引っかかってもらいやすいようにタイトルを太字にするなどのことをやってみた。
結果が出るのか、それとも出ないのか分からないが出るといいなと思いながら作業をするのは楽しい。

明日から実習だけど、あまり緊張感はなかった。
とりあえず寝坊はしないように、と早く寝ることにした。


8/6(862日目)
今日から職場での実習が始まった。
午前中から業務の手ほどきが始まったが、あまりに色々と教えられるので頭がパンク寸前だった。
メモを取る余裕もない。
マニュアルがあるというが、マニュアルを見てもあまり分からない。

昼は緊張が続いたせいもあって、作っておいた弁当のうち、おにぎり1,2個しか食べられなかった。
おかずはほとんど食べられなかった。

昼休みに上司と話し合った結果、午前は実際の業務をやり、午後は午前の復習という形で自分なりのマニュアルを制作する時間とすることが決まった。
この配慮は有りがたかった。消化不良の内容が大分減ったからだ。
とは言え、マニュアルを自分なりにまとめるのは時間がかかる。完全に内容を消化できたわけでもなかった。

障害を持っているために特別な配慮を与えられている人間が一人だけいるという環境は、今まで経験したことがなかった。
自分の障害は、目に見えるものではない。だから特別な扱いを受けていることが不思議に思えてくる。
そこに今自分はすごく戸惑っている。

帰宅後はレタスにドレッシングをかけたものを食べただけだった。
自炊する気力もなく、ただテレビを見たり時々本を眺めていたりするくらいが自分のできる精一杯の行動だった。


8/7(863日目)
実習2日目。
この日も午前は実際にやって、午後はマニュアル作りといった感じだった。

午前中ジョブコーチが来たので、自分の思っていることを伝えた。
意外に長く喋ってしまった。

障害がある人は、一般的には「能力が劣る人」と見られてしまう。
健常者にも負けない、それを上回る能力があったとしても、そこはあまり見られない。できないところに注目してしまう。
そういう扱いを受けると、自分には誰にも負けないものがあってもその誇りが少しずつ無くなってしまう。そんなことを感じた。
そう思う自分は、まだ自分の障害を受け入れていないのかもしれない。

昼は全然食べられなかった。小さいおにぎりを1個食べるだけでやっとだった。
夜も似た感じで、サラダを食べるくらいだ。お腹は空くが、水分で満たす感じ。

帰宅中の電車の中で「ハロワ!」を読みきった。
仕事を探している間はタイトルと中身のせいで、どうしても読む気になれなかったが、仕事が決まりそうな状況になったのでようやく読む気になれた。
話は案外面白かったが、色々ぶっ飛んだ主人公だったのでそこにはあまり共感できなかった。

セミの抜け殻をクマ自身でも集めたいと言ってきた。
クマの行動範囲で集められる場所を週末集めることにした。


8/8(864日目)
この日の夕方繁華街を久々にうろつく。

繁華街の一角にオタクショップが固まっているところがたくさんある。
オタクショップに一人で初めて入る。トレカや模型、フィギュアなど集めたら楽しそうな商品がいっぱい並んでいた。ただ、全然自分には分からないものばかりだったし、狭苦しかったからあまりよく商品を見られなかった。

夕食はうどん屋でカレーとうどんを食べた。
うどんを食べたいのではなく、どうしてもカレーを食べたくなり安くてお腹いっぱいになりそうなメニューを探していたらうどん屋に行き着いたのだった。

最後に大きい本屋で本を色々探す。
業務に関する本を探してみたが、あまりにも種類が多すぎて何を選んで立ち読みすればいいのか分からなかった。
立ち読みしているうちに、学生時代お世話になった教授の本を見つけたので少し立ち読み。
一般向きに書いた本だけど、研究書っぽい感じがしてあんまり知らない人が読んだら読みにくいだろうなと思った。

テンキーは少しずつスピードが上がっているような気がする。






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