11/3(2047日目)
外は晴れていたらしい。
自分はカーテンを閉めてずっと布団の中で過ごしていた。
食欲はないわけではないが、麦茶と塩で過ごす。
明日病院に行くことにする。
可能かどうかは別として診断書をもらうことにした。
クマに話すとすごく心配された。
11/4(2048日目)
病院に行く。
直近の体調をまとめた紙を渡し、今の自分の体調不良は自己申告なので会社側はどれほどのものかわかってくれていない、診断書を出して休養を求める旨を伝えてほしいと依頼する。
先生はしばらく休む事自体は賛成していた。意見書を出そうか、診断書を出そうか考えていたようだが、診断書を書いてくれることになった。
自分は診断書ができるまで数日はかかると思っていた。その予想は大きく外れその場で書いてくれた。
もう明日から行けないと思ったので、病院を出てすぐ封筒と便箋を買い、便箋に診断書をもらうことになった経緯を書いて人事部長あてに送る。
診断書がもらえたことで少しだけ楽になった。
それでも家に帰ってから何もしたくなくて布団の中で過ごしていた。
夕食はどうにか食べられた。
11/5(2049日目)
7時半に部長に電話を入れる。
もう出社できない(出社拒否)、11月の残りは有休を消化すると伝える。
たまたま人事部長がいたのでつないでもらい、事の次第と診断書を送った旨を知らせる。
9時過ぎ、クマがやってきた。
食べられない自分のためにフルーツヨーグルトを買ってきてくれた。
クマは自分の話を聞いて、責任とか申し訳ないとか思っていると苦しくなるよと自分の経験を交えてアドバイスしてくれた。
9時半頃、再び部長から電話がかかってきた。
どうやらそのまま出社しないで退職しても良いようだった。
母親に退職する旨連絡した。
驚いていたが、退職のことは理解してくれてクヨクヨしてはいけない、次があるんだからと励まされた。
11/6(2050日目)
食料がなくなったので買い物に行く。
買い物に行くだけでも疲れた。
一日になにか一つ生産的なことでもやろうと思い、洗濯をする。
11/7(2051日目)
ひげがすごくのびていた。
髭を剃るついでに、風呂にも入る。
ローカル路線バス乗り継ぎの旅の動画を見る。
Zになってから第一弾しか見ていなかったので最新回までまとめてみる。
そういえば1週間にわたって休んでいたことが昔あった。
その時もローカル路線バス乗り継ぎの旅を見て何も考えないようにしていたと思う。
11/8(2052日目)
部長から電話がかかってきた。
退職の手続きをする際、郵送のみにするか会社までに来るか選んでほしいという。
今の自分は外に出るのも警戒してしまうレベルなので会社に行くことはできない、郵送にしてほしいと頼む。
極力外に出ない生活をしているので曜日感覚と外の天気への関心が急激になくなってしまう。
夜遅くに雨が降るなんてたまたま見た天気予報で知ったくらいだ。
11/9(2053日目)
今の所、食欲はもとに戻りつつある。
朝はつらく、外出するにはかなりの勇気と体力を使うレベル。
それでも電気をつけて、テレビを見るくらいには回復した。
睡眠はまだまだ。
眠ろうとするとなかなか寝付けないし、必ず職場や仕事にまつわる夢を見る。
未だに何が正解だったのか分からずにずっと考え込んでしまう。
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