2014/10/30

自分と同じような感じだ(582日目)

10/29(582日目)
7時過ぎに起床。
シャワーを浴びた後、ゴミを出す。

昔作っていたイオンカードが見つかった。
これを持ってイオンの水販売機に行けばただで水がもらえる。
クレジット機能を使おうと思っていないので、水専用のカードだ。

クレジットで払った定期券の払い戻しを行ってきた。
クレジットで支払ったら払い戻しなんてできないと思い込んでいたから
実際できると知ってびっくり。調べてみるもんだ。

夕食は缶詰の魚と野菜を炒めたものと納豆、味噌汁の食事をとった。
妖怪ウォッチの動画を見ながら食べるのが最近の夕食の友だ。

クマは裏読みが強くなっている。
自分と同じような感じだ。


2014/10/29

少しずつだが部屋がすっきりしていく(581日目)

10/28(581日目)
段々と冷え込みが厳しくなっている。
こんなことを今から言っていたら冬はどれほどの冷え込みになるのやら。

今朝は風呂に入った後、市役所へ。
離職票が届いたので、それを持って国保の加入と年金の手続きをするためである。
が、離職票だけでは国保の加入はできず、「社会保険資格喪失証明書」なるものが
必要と言われて加入はできなかった。
年金の手続きは離職票だけでできた。

帰宅途中、スーパーで安くなっていた食品をいくつか買い、帰宅。
昼は納豆と味噌汁、味付け肉とほうれん草を炒めたものを食べる。

それから昼寝。
夕食はサンマとほうれん草の胡麻和え、納豆と味噌汁を作って食べた。

右足親指のつめがはがれそうなはがれなさそうな微妙な状態。

クマの指導で不要なものはどんどん捨てるように心がけている。
明日は資源ごみの日なので捨てられそうなものはどんどんゴミ袋に詰めた。
少しずつだが部屋がすっきりしていく。

2014/10/28

優しいだけじゃ愛されない-僕の小規模な嘆きその49

・社長の家の話
偶然にも社長の家の場所を知った。
通勤する途中の駅の近くらしいので、先日の休みにちょっと行ってみた。

住宅が密集している地帯にドンと社長の家があった。
門が固く閉ざされていて、その近くには車が一台止まっている。
車種はわからないけど、高級車ってことは明らかにわかる。

なんだか羨ましくなって、酸っぱいブドウのキツネのように
「でも線路の近くだからきっと列車の音がうるさいはずだ」と思うことにした。
でもよく考えると、線路の側には広い庭もあるようだし、第一線路のすぐとなりに
家があるわけでもないようなので
実はそんなに列車の音は気にならないんじゃないかと思えたりする。


・妄想の話
随分都市化された中洲があるとする。
そこには商業施設も公共施設も教育施設も全部揃っている。

そこで生まれ育って一度も中洲を出ることなく一生を終えることはできるのだろうか。
・・・たぶん理論上できるんだと思う。
というか実際にそうやって一生を終えた人とかいるんじゃないのか?
(短い一生を終えた人とか)

..........................................

スーパーの片隅に衣料品コーナーを見つけた。
こんなものも売っているのかとしばし眺めていると、これだけで全身コーデを作るとしたら
どうなるんだろうとふと考えた。

上は肌着のようなシャツしかない。これを着るしか選択肢はない。
下はなんとパンツしかない。ただパンツはボクサー・ブリーフ・トランクスの中から選べる。
足元はものすごく充実している。
靴下は十数種類あり、サイズもデザインも選べる幅がある。
靴はないものの、サンダルがこれまた10種類ちょっとあってサイズもそれなりにそろっている。

これだけでコーディネートすると・・・
上半身は肌着、下半身はパンツ一丁、靴下を履いた上にサンダルという変質者スタイルになる!
足元がおしゃれにできる分、変質者度が上がりそうだ。

想像した途端、ちょっとおもしろかった。


・思い出して切なくなった話
昔TBSで「サバイバー」という番組が合ったと思う。
どこかの島で若い男女が閉じ込められ、幾多の試練を乗り越えて最後の一人が賞金を獲得する、
という番組だった気がする。

その最初の最初でいきなり「グループの中でいらないと思ったやつをみんなの投票で1人脱落させる」というものがあった。
まだお互いのことを知っていないのにどうやって選べばいいのか、と迷っただろうが
ほぼ満場一致で選ばれたのは一人の男性だった。
その彼が切ない。

どっちかというと積極的じゃなくて、
運動神経もいいほうでもない、リーダーシップもなさそうだし、もちろんイケメンでもない
優しいだけがとりえの男だった。
それがなんだか自分に似ていて、もしあの場に自分がいれば
この男性に代わって投票で追い出されていたんだなぁと
切なくなった。



仕事に関連したものではなかったのはある(580日目)

10/27(580日目)
午前は7時前に起きる。
身支度を整えた後、クマのいる学校へ。

久々に学食に寄り、醤油ラーメンを注文して食べた。
麺が生麺に変わり、スープも違う。
クオリティ上げたなと感心した。

クマと昼休みを過ごす。
はじめはクマは不機嫌そうだったが、徐々におしゃべりになっていく。
合鍵を渡したらペアのキーホルダーを渡してくれた。
すぐにくるのは難しいと思うがこれを機に頻繁にくるようになってくれたらうれしい。

クマと分かれた後、100円ショップへ。
最近手荒れがひどく、乾燥するとすぐ悪くなるが、その解決策をクマに教えてもらったからだ。
それが薄手の白手袋を買い、保湿クリームを塗った上にはめるというもの。
さっそく買い、実践するとよかった。
すぐかんそうしないし、手先のパリパリ感も感じない。
これはいい策だと思った。
外出先では少々人の目が気になるが、そこは隠そうと思う。

古本屋で荻原浩という人の文庫本を一冊買い、帰宅。
帰宅後は腹が減っていたのでちゃんぽんを作って食べる。

食料&水がなくなったので再び外出。
ついでに近所のハローワークに行き、紛失していたハローワークカードを再発行してもらう。
その時に直近の職歴を聞かれたが、短期間でやめているのでなんだか恥ずかしかった。

買い物の後帰宅。
今日は半額の秋鮭の塩麹漬け、味噌汁、納豆、ほうれん草の胡麻和え
ご飯を多めに炊いたので腹一杯になった。
その勢いで何もする気が湧かず、ベッドで寝たら翌朝になっていた。

また夢を見たがよく覚えていない。
仕事に関連したものではなかったのはある。

2014/10/27

楽しい夢ではなかったのはたしか(579日目)

10/26(579日目)
今日は切手のフリーマーケットがあると前々から聞いていたので
行こうと思ったが、
結局行かなかった。
元々クマのために猫切手をいくらか仕入れようと思っていたが、クマがあまり
猫切手に興味を示さなくなっていたというのがある。
それに、自分の家の近所に猫の切手のパケットが手に入りそうな店も知っている。
どうしても欲しければクマを連れてそこに行けば良い。

昼はレトルトカレーを温め、それを食べる。
それから昼寝。

16時半頃、模試が終わったクマから電話がかかってきた。
電話の向こうのクマは泣いていた。
病気を我慢して通っていた実習中の態度を、無理解な同級生が「サボり」と決めつけていることを
人づてに聞いてしまったためである。
薬を飲めば落ち着くとのことで、薬を飲む。すると少しずつ落ち着いてきて普通の話もできるようになった。
でも、ODと言ってもいいくらい薬でその場しのぎをしている状態なので、けして良い解決策ではない。
かといってこれ以上現実的な解決策もない。

合鍵を渡そうかと思い付きで提案したら、クマは予想以上に喜んでくれた。
自分もクマが家に頻繁に来てほしいと思っているので、クマに合鍵を渡すのは大歓迎だ。

クマが合鍵を使って家に来るようになった時のことをちょっと想像する。
きれい好きのクマのことなので、家は間違いなくピカピカになるだろう。
本を読まないクマは、自分の本棚に並んでいる小説や歴史の本を見て、?の顔を思い浮かべるだろう。
場合によっては大幅な家具の移転もあるかもしれない。

電話を切ったあと早速合鍵を作ってもらいに行く。
以前合鍵をつくってもらった経験上15分位は待たされるのかと思ってたら1分くらいでその場でつくってもらった。
オートロックには反応しないが、家のドアは開けられる。十分だ。

夕食はカギを作ってもらった後立ち食いうどん屋でそばを食べ、
帰宅後さらに木曜と同じ食事を作って食べる。
合間に山本甲士の「ひろいもの」を読む。

ジャズ喫茶の主人が深夜配信をしていることに気づき、
ふらっと立ち寄る。
いつもどおり(?)だれもいなかったので放置気味だったが配信が終わる10分前に気がついてくれて、しばらく世間話をした。
若いころの音楽の好みは一生続くんだなぁと主人の話を聞きながら思った。

夢を見る。
バイオレンス気味な映画を映画館じゃないところでみる夢。
父親が携帯を通じて登場する夢。その他。
楽しい夢ではなかったのはたしか。



2014/10/26

放っておくとすぐに手がカサカサになってしまう(577日目、578日目)

10/24(577日目)
9時過ぎ、クマに会う。
クマがかつての職場近くのショッピングセンターに行きたいというので
一緒にいく。

駄菓子屋やらちょっと見た後そんなに長く滞在せずショッピングセンターを出る。
あるようでそんなにないところだった、とクマは語った。
全くそうだと思う。

まだ時間があるというので家に誘う。
4月頃に来て以来、半年ぶりの家だ。
通販番組を見ながらツッコミを入れ、それからベッドの上で一緒にうとうとして過ごす。
時間の都合上、そんなに長く過ごさなかった。

重松清の「空より高く」を読み、その後昼寝。
起きた後、ハローワークで求人を探したくなり家を出る。

さぁ帰宅しようかと思い自転車のカギを探していたとき、家のカギをなくしたことに気づく。
慌てて立ち寄ったところに戻って聞いてみるも、どこに言っても返事は同じでカギのおとしものはないとのこと。

困って管理会社に問い合わせると、今日の受けつけは終わっていて明日の10時半に電話してほしいとのこと。
家に帰れず、ネカフェで過ごすしか方法はなかった。

幸い、商店街をうろついていると新規会員はパック料金が半額になるというクーポンを手に入れた。
渡りに船と思い、そのネカフェに入店し、12時間パックで過ごすことに。

しばらくはネット上でカギをなくした時の対応策を調べていたが、
あれこれ調べてもそれがそのまま自分に適用されないと思った途端、調べることが無意味に思えてきて、それ以降調べるのをやめる。
後はマンガ三昧。せっかくネカフェに来たんだから思い、普段読まないマンガをひたすら読んでいた。

気づけば0時半。眠りにつこうとするもなかなかねつけない。
マット席をとったとはいえ、狭いし変に明るいし、隣の寝息も聞こえる。
毛布を借りてきてもその毛布が薄いもんだからかぶるレベルものではない。
そういえば昔、家を借りられなかったらネカフェで過ごそうと思っていたがこれじゃあ全然休めないなとか、昔テレビでネカフェで過ごす姉妹を見たけど、こんなところで過ごしているとか不幸だよな、早く家に帰りたいと思っているうちに眠りについた。


10/25(578日目)
3時間くらいしか眠れなかった。
4時過ぎに目覚め、これからの時間を持て余してしまう。

管理会社に電話できるのは10時半頃。
12時間パックで入ったので後4時間半は時間がある。
しかし今から眠れるといってもそう簡単に眠れそうにない。
眠れたとしても寝過ごしてしまう危険がある。
そうなれば余計な代金を支払うことになる。
それは嫌だ。

そう思ったのでなんとか起きて過ごすことにした。
でも、することなんて思いつかない。
とりあえず青年漫画の棚をウロウロして面白そうと思ったマンガを取って読んで
新聞を読んで過ごした。
ネットを見るという選択肢はなぜか出てこなかった。

9時前に精算して出る。
それからはマックでなるべくゆっくり朝食を食べ、家電量販店の列に並び
図書館でホームレスになってしまった人の本を読んで時間をつぶした。

ようやく10時半になったので管理会社に電話しに行く。
すると、カギの複製代が一つ1000円だから計2000円用意して来てほしいと言われる。
え、それだけでいいの?
オートロック付きのマンションで一つ1000円で済むとはそんなことあるのか
と思うと昨日検索して何十万も払わないといけないと思って張り詰めていたものが
急にしぼんでいった。

無事にカギを受け取った後、そのまま家に帰ろうかと思ったが
そういえば今日は近くの車両基地でイベントをやっていたからそれを見に行こうかと
思い、行ってみる。

道に迷いつつ会場に到着。
イベントの性質上、子連れが多かった。
それからカメラ片手の鉄道ファンも。
ヘッドマークをつけた機関車の写真がどんだけ貴重なのかはわからないが
とにかく群がっていた。
イベントは100%楽しめなかったが、普段は入れないところを入れたという満足感だけで十分だ。

帰りに買い物をして帰宅。
やっと帰れたーと思うと、何もしたくなくてその後はダラダラ過ごす。

ピグでジャズ喫茶の主人に偶然会い、
仕事を辞めたことを報告する。
主人は季節の変化のせいか、体調をくずすことが多く配信もままならないという。

ダラダラしすぎて食事もせずそのまま眠る。
空腹感は感じていたが、それよりも食事を用意するのが億劫だった。

手あれはもっとひどくなっており、
放っておくとすぐに手がカサカサになってしまう。

2014/10/24

金は全然ないが、とりあえず自由だ(576日目)

10/23(576日目)
午前は日記を書きながら最後の職場に行く時間までをつぶし、
11時頃職場に行き、保険証やら返すべきものを返す。
事務的な手続きであっさりしたものだった。
誰にも見られたくなくて、逃げるように飛び出した。

午後、自分の年金の記録がふと気になったので年金事務所へ。
だいぶ待たされるだろうなと思って本を持っていったが、本を開く間もなく
相談ブースへ。
国民年金に切り替えるときは離職票が必要なことが分かった。

その後近くの図書館へ。
日が暮れかけるまでそこで新聞を読んだり、本を読んだりして過ごした。
2冊ほど本を借りた。

帰りにスーパーへ。
いつ就職できるかわからないから後先考えず買い物はできない。
なるべく安いものを買い、無駄なものは買わないように心がけた。
それと、電子マネーで買い物をするのはよくない。
支出が不透明になって何にお金を使ったのかわからなくなる。

夕食はサンマとほうれん草と卵を炒めたもの、納豆。
米を多めに炊いたので腹一杯になった。

これからどうしようという不安はある一方、
もう5時半に起きる必要はないんだという解放感も生まれている。
金は全然ないが、とりあえず自由だ。

2014/10/23

冷凍食品のピラフを温め、むさぼるように食べた(572日目~575日目)

最近は日記をまとめて書く日も多くなったが
これからしばらくは毎日書けるだけの余裕ができるだろう。
その理由は読めば分かる。


10/19(572日目)
休みは一日しかない。
そして今日は新しい病院に行かねばならない。
なかなか忙しい一日だった。

朝9時頃家を出て病院へ。
これまで通っていた駅前の便利な立地にないので、バスに揺られてそこからさらに20分ほど住宅地の中の坂道を上がる。

山際にある病院は日曜とあってか待合室には誰もいなかった。
予約を入れたときの職員の対応ががさつだったのであまりいい印象を抱かずやってきたが
受付の対応は普通だった。

医師も一癖ある人かと思っていたがそうでもなかった。
背の高い穏やかな人で、最近の医者では珍しく、パソコンでカルテを書かない。
話をしばらく聞いた後、前と同じ薬を出してもらうことで話がついた。

昼食は高架下のラーメン屋で味噌ラーメンを頼む。
まずいラーメンだった。
麺はのびているし、スープは何の味をしているかわからない。
薄めすぎて、湯を飲んでいるような感じがしてきた。

外から見ると客が入っていないことが多いが、食べてみて納得した。
これは客は来ない。そして自分ももう行かない。

夜のNHKスペシャルは興味深かった。
戦後の映像のBGMに出てきた「東京の花売り娘」という曲が気に入った。

一日だけ休んで明日からまた仕事と思うと憂うつになってきた。
前よりも憂うつ度が増してきた気がする。


10/20(573日目)
「その時」は唐突に訪れた。
土曜にいじっていた機械の設定を自分が間違えたようで、教育係の先輩と直属の上司が
説明書を見ながら対応にあたっていた。
自分は別の作業をしながら、たぶん自分が何かしてしまったに違いないと思い、
後でどんな注意をされるんだろうと思いながら見つめていた。

しばらくして、水飲み場で水を飲もうとしていた所、上司に「おい」と呼び止められた。
「初歩的なミスを繰り返す、メモを見てもできない、試用期間中は様子をみるがこのままでは本格的な仕事はできないぞ」
注意というわけでもなく、叱りというわけでもなく、その時の自分には一種の最後通告に思えた。

前々から上司の自分に対する態度がよくないのは薄々気づいていた。
それは、ただ疲れているだけだろうと思おうとしていたが、今回のやりとりで
どうやら上司からは使えない人間認定をされていて、おそらく長居していてもいい関係を築ける見込みはない、と判断された。

そう思うと、もう辞めるしかないのかという気持ちに一気に傾く。
さっきまで一生懸命作業して仕事を覚えようという気持ちは急速に落ちて、
自分はみんなに嫌われている、それに気づかなかっただけなんだ、将来性があると思っていたのは自分だけで全然仕事はできないんだと思うようになり、
昼ごろにはもう続けられない、やめようという気持ちにほぼ固まった。

昼休みもご飯は喉を通らずほとんど残して食堂を逃げるように去る。
午後の作業もミスがいつも以上に多く、頭のなかは真っ白な状態がずっと続いた。

一人でこのまま帰っても気持ちの整理がつかないのでクマのところに言って話を聞いてもらう。
クマから温かいお茶をもらい、ぽつぽつと話をするうちに涙がポロポロ出てきて止まらなかった。

自分に合う仕事だと思っていた。まじめにやれば成果は出るし、機械の操作や調整も案外向いているのでは、と思っていた。
けれどよく考えると直属の上司からは嫌われていた、と思う。
だからいくら仕事を覚えても彼の指示を仰がないといけない立場上、肩身が狭いまま働くことになる。
だから、なんだか悔しかった。
でも、もう辞めたかった。たぶん長居していてもどのみち辞めてしまうだろうから。

クマはその話を聞き、賛成もしなかったが反対もしなかった。
ただ、自分の決断することは支持する、それでどのようになっても私はそばにいる
そう言ってくれた。
クマはずっとそばにいるんだ、そう思うとほぼ固まりかけていた気持ちがとうとう揺るぎないものに変わった。

帰宅後、退職についてのあれこれを色々調べる。
親にも今日の出来事を話したが、話しているうちにうとうとしてしまい、しばらくして電話を切ってそのまま寝た。


10/21(574日目)
今日は通常通り起きたけれど、行く気が失せてしまい欠勤を連絡した。
もう、退職することは腹の中で決まったので
退職するまでの流れをネットで一日中調べていた。

退職届には白い封筒が必要ということなので
深夜コンビニに明日の昼食を買うついでに出た以外は外出しなかった。
明日が決戦だと、自分の中で意識すると抗不安薬を飲む量がいつも以上に増えてしまった。


10/22(575日目)
朝から緊張しっぱなしだった。
計画では、朝イチで上司に退職の意思を伝え、できれば即日退職を狙う。
そんな感じだった。

その計画はあっさり”うまくいきすぎた”
もしかしたら少しは引き止められるのではないかと思っていたがそんなことは
全くなかった。
上司に退職の旨を伝えると「向いてないのなら仕方ない」とあっさりした対応で、
社長のところに言ってくるからしばらく待つようにと言われる。
30分後、社長のところに行くようにと言われ、退職願を持参して行く。
その時にもまじめにやっていたのに残念だと言われはしたが、もう少しがんばってみないかとかそういう引き止めの言葉はなく、その日付けで退職願が受理された。
返却すべきものがあるから一度は来るように、今日はもう帰ってもいいと言われて
そのまま帰った。

帰る途中、駅で母親に退職したことを報告する。
え!とびっくりはされたが、自分の病気で辞めたのではなく、人間関係でやめたんだというと安心した。
母親は病気がでてやめることを一番心配していたようだ。
若いしいろいろ仕事はあるから、心配することはないと励まされ、電話を切った。

帰宅後は専ら本を読んで過ごした。
山本甲士の「ひなた弁当」、途中から魚や野草の説明ばかりになって退屈になったが
いい終わり方をしていたので読了感は悪くない。
ちょびちょび読んでいた「幕末不戦派軍記」も読み終えた。歴史読み物としてすごく楽しめた。

クマにも仕事をやめたことは伝えた。
すると「少し考えたい」という返事。
一体何を?今後の2人の関係?もしかしてこう簡単にやめてしまった自分に愛想をつかしてしまったのか?と色々裏読みする。
しかしそれはすべて邪推で、クマは自分の言動や行動が多少なりとも影響を与えているから今後自分と付き合って行くうちにどうなるのかということを、自分なりに考えていたというのが真相だった。
クマは、仕事はまた探せばいい、遠回りでもいいんだと言ってくれた。

その文面を見た時に、涙がポロッとこぼれた。
その後、電話で少し話す。
その時に自分は感謝の気持ちを伝えた。
でもただありがとうというだけでは物足りないから例えを尽くして感謝の気持ちを表した。
(自分の主張を強調するのに例えをだすのは自分の癖だ)
クマは照れているみたいだった。自分も照れくさかったけど、それよりも伝えなくちゃという一生懸命さが強かった。

それからテレビを見たり、スマホのウィキペディアを見たりしてじっとしていた。
明日職場に返すべきものを返さないといけないため、少し緊張がまだ残っている。
そんな時でも腹は減る。
冷凍食品のピラフを温め、むさぼるように食べた。





2014/10/20

喫茶の配信が聞けるタイミングで起きたもののまた寝たので聞けずじまいだった。(568日目~571日目)

10/15(568日目)
今日機械の設定で新しいことをまた教わった。
これまで以上に複雑で、完全に理解できなかった。


10/16(569日目)
足の指を怪我した。
作業中うっかり荷物を落としてしまい、それが右の親指辺りを直撃した。
はじめはただ挟まれただけだと思って、その場で飛び上がって作業を続けたが、
なんだか靴の中がやけにべっとりする。
血が出てたら嫌だなぁと思いつつ、作業を進め、一段落したところでその場で靴を脱ぐと
靴下がべっとりと赤色に染まっていた。
これはやばいと思い、急いでトイレへ。

慎重に靴下を脱ぎ、怪我しているところを確かめる。
出血しているのは親指と人差指らしく、そのうち親指が一番ひどい。
爪も割れているようだ。
とりあえず手持ちの絆創膏で出血しているところを押さえ、その周りをトイレットペーパーでぐるぐる巻きにした。
靴下は履かず、トイレットペーパーにくるんでポケットに入れた。

その後布切れで足首と足の付け根をきつく縛る。
出血を防ぐためにやれそうなことは全部やってみたつもりだ。

仕事中は怪我していることが知られないように(労災が最近発生していたのでピリピリししていたから)、なるべく普通に歩けるように振る舞った。
でも、仕事を終えてからは足をひきずりながら歩いてしまう。
このまま帰るかと思ったら間の悪いことに先輩に会い、彼の速度に合わせて歩くことに。
足をひきずっていることは気づかれたが、膝を打っちゃって・・・とごまかした。

先輩と別れた後、電話で夜間もやっている外科を探して病院へ。
とにかく足が痛くて、引きずって歩く状態だった。

病院へ来て、靴下を脱ぐ。
2時間位前に応急処置をしたのに足の親指が血でべっとりだった。
看護師がうわぁと思わず声を上げる。

医師がやってきて処置をする。
骨が折れてないかレントゲンを撮ったが、骨は折れてないとのこと。
ただ、根本から爪が取れるので、元の状態まで爪が戻るまでは半年くらいはかかるだろう。
そんなことを言われた。
明日も来るようにと言われ、病院を出る。

処置してもらったのに、足の痛みは収まらなかった。
むしろひどくなった気がする。
靴のせいだろうと思い、歩きやすいサンダルを買い、ガーゼやら包帯やら買って、夕食を買った後帰宅。
帰宅するときも普段は使わないバスを使って帰宅した。

帰宅後もずっと足の指の処置をする。
包帯を取り替え(2時間くらいで包帯がまた血で染まっていた)、足を締め付けない靴下を探し、どうしたら足を痛めず歩けるかあれこれ考え、親指を常に独立させておいたほうがよいと思い、対策した。

その夜は、寝ている間に包帯が外れないように靴下を履いたまま寝た。

怪我だが前兆めいたものはあった。
一つは朝、靴下を履く時。
この靴下は8年位たってゴムがユルユルながらも現役なのでよくやってきたなぁ、でもそろそろ捨てどきかなと思ったこと。
もう一つは午後のはじめ、なんとなくだけどいやーな予感を感じていたこと。
午後の作業も同じ作業の繰り返しだから大きなミスはないだろうと思っていたが
結局怪我は発生してしまった。


10/17(570日目)
今日から長袖の作業着を着て職場へ。
リュックを背負うこともやめたから、かなり身軽になった。

親指と人差し指の間に小さく切ったティッシュを挟んで独立させることにより、
擦れることによる痛みが収まった。
だから、普通に歩けるようにはなった。

今日も新しいことを教わる。
今回はメモを見ながらであるが、手順通りできた(ようだ、翌日いろいろ指摘を受ける)

帰りは受付時間に間に合うように病院へ。
病院で簡単な処置をしてもらった後、会計へ

帰宅途中、高架下のラーメン店でラーメンと餃子を食べた。
正直味は美味しいといえるものではなかったが、店のおばちゃんの腰の低い接客と「ヤング島耕作」という面白いマンガを見つけたので悪くはなかった。

帰宅後、救急用品を買いに街へ。花金らしく人であふれていたが自分は明日も仕事なので
「今日は木曜の夜なんだ」とずっと言い聞かせていた。


10/18(571日目)
出血は相変わらずだがその量は収まりつつある。

仕事帰りに食べていた駅の立ち食いそばが移転するので店じまいするという。
新しい場所で同じ味のものを提供するだろうが、
小綺麗な所で食べるうどんはきっと味が変わってしまうだろうと思うと
寂しくなってきた。

今日も新しいことを覚える。
だが、今日はこれまでと違い機械の微調整の方法を教えたもらった。
このところメモの量が急に多くなったから覚える量も追いつかない。
注意を受ける回数もやや多く、少しテンションが下がった。

夕方から会社のビアパーティーに参加する。
予想以上に凝った会場設定に料理、ゲームとびっくりした。
この会社は行事など業務外の社員同士の交流には積極的にお金を出してくれる。
でも自分はどっちかというと給料を上げたり、休みを増やしてくれる方がずっとありがたい。

ビアパーティーでは普段食べられないような肉や刺し身をたくさん食べた。
ゲームではなるべく目立たないように気をつけたつもりだったが一度前に出ることになってしまい、この時は早く終われ終われと念じてばかりだった。


ビアパーティーは日が暮れた後に終わり、後片付けを手伝う。
こう、一人で黙々やるのが自分には性に合っていると思う。

ビアパーティーでいろいろと人間関係の機敏を読み取れた。
小さい部署でも派閥のようなものはあるようだ。自分は親しく話せるような人はまだいないし、作ろうとすると無理な付き合いに参加しないといけないのですごく面倒になる。
このことがわかっただけではぁ・・・となる。
とりあえず、まじめに仕事を続けてみようそれでどうなるか、見ていこう。

帰りは多少酔っていたが、この間のように吐くようなことはなかった。
帰宅途中の本屋で「Nのために」の文庫本を買う。
文庫本の中古はないから新刊で買った。
帰宅後すぐ眠る。喫茶の配信が聞けるタイミングで起きたもののまた寝たので聞けずじまいだった。




2014/10/15

おかげで起きるのがつらい(567日目)

10/14(567日目)
台風が過ぎた途端、急に寒くなった・・・気がする。
特に朝が寒い。
作業着の上に羽織るブルゾンはファスナーを上まで上げないと寒さをしのげない。
ブルゾンの下は半袖の作業着だが、長袖にはできない。
仕事をすればそれなりに暑くなって汗をかくからだ。

今日は同じ作業の繰り返しで新しいことは教わらなかった。

帰宅後、届いていた「幕末不戦派軍記」を読む。
歴史小説と歴史本がミックスした感じで、文章も読みやすい。いい本を買ったと思った。
前日届いた「トーキョー自立日記」を読み返すが、仕事のやりとりを読んでも面白くない。
「僕の小規模な生活」を読んでいるようなそんな感じがしてくる。

昼休みと帰宅後の時間を使って「ナイフ」を読み終えた。
思ったほど不快な感じに終わらなかった。

思えば今日は本を読んでばかりだったと思う。
最近は娯楽の中心がネットサーフィンと読書が両立している感じだ。

22時過ぎにマックスバリュに行く。
交換した自転車のライトを初使用したが、ダイナモライトなのにあまり音がうるさくない。
前のやつはギュイーンと言って、それが嫌いだったのに、びっくりするほど静かになった。
進化しているのだろうか。

0時半過ぎに就寝。
もっと早く寝たかったが、22時までの時間を思った以上に無駄遣いしてしまった。
おかげで起きるのがつらい。


2014/10/14

薬で落ち着ける機会が増えた(566日目)

10/13(566日目)
「機関車先生」を読み終えた。
人物の過去がはっきり書いていないのでなんだかもやもやしたのが全体的な印象だ。

台風が接近していたので、一日NHKの台風情報を見ながら合間に寝るという
過ごし方をしていた。
時々転がって重松清の「ナイフ」を読んでいた。

夕方頃少し雨が収まったのを見計らって外出し、不在通知が届いて受け取れなかった
郵便物を受け取る。
「トーキョー自立日記」と池田綾子の「オトムスビ」。
オトムスビは前から欲しかったCDなので、ついに手に入ったという感じ。

クマは最近夜遅くまで起きていることが多い。
一方自分は起床時間の関係で早寝が増えたので、夜遅くまで相手するのが難しくなり
クマが寂しがるようになってしまっている。
最近は割と夜のLINEのやりとりが長続きしているような気がする。

夕食は帰りに買ったコンビニ弁当と家にあった冷凍パスタで済ませた。
3連休という長い休みを過ごしたせいか、明日から仕事に出るのが嫌になる。
薬で落ち着ける機会が増えた。



2014/10/13

そんな人もいるのか、と思う(565日目)

10/12(565日目)
自転車のライトがつかなくなるわ、チェーンが緩んで走る度にガタガタになるため
自転車屋に行って修理してもらった。
大体5000円位はかかるのだろうかと思っていたが、
ライトと虫ゴムと前ブレーキとベルを交換して、チェーンを締めてもらい、油を差してもらって
3000円ちょっとだった。
予想以上に安く上がった。
修理してもらったので、まるで新品みたいな乗り心地である。

修理を待っている間に母親から電話が。
仕事を辞めたという。
15年近く検品のパートを続けてきたが目と神経が続かなくなって辞めたという。
当分は生活は困らないが、家に引きこもって何もしないのはつらいので
アルバイトでも探さないとなぁと言っている。
少しバタバタしていたので、夜また電話して詳細を色々聞いた。

帰宅途中の本屋で山本甲士という作家の本を見つけ、パラパラと立ち読み。
面白そうだったので一冊買ってみることに。
帰宅後、この人がブログをやっていることを知りしばらく読む。
コメントにも返しているところが好感を持てた。

台風が近づいているが、こちらではあまりその影響はない。
22時頃に雨がぱらついた程度で大雨暴風は特になし。

クマに銭湯に毎日入ったらダメよと言われた。
銭湯に毎日入って貧乏してしまった人が知り合いにいるからだという。
そんな人もいるのか、と思う。



2014/10/12

平日のクセで22時とか23時とかが眠くなって困る(564日目)

10/11(564日目)
今朝も早起きしたが、10時頃に二度寝してしまった。
次に起きたのは15時頃。

その後ダラダラしてしまい、
18時半頃CDを返しに行くのと買い物のために外出。
夕食は定食屋で唐揚げ定食を食べた。

妖怪ウォッチのスタンプが出ていることをクマを通じてはじめて知った。
クマはコマさんが好きなのでコマさんだらけのスタンプが欲しいそうだ。

平日のクセで22時とか23時とかが眠くなって困る。

心も体も癒やされながらうとうとし、そのまま就寝(560日目、561日目、563日目、564日目)

10/7(560日目)
今日も変わらず仕事をする。

クマは実習中事故に遭ったという。
今後が気になる。


10/8(561日目)
最近手荒れがひどい。
おそらくメンテナンスの時に使うシンナーを素手で扱っていることが関係していると思う。
痒み止めを塗ってきたが、それだけでは足りないと思いハンドクリームも買った。

ピグの方は最近平日きたよ周りするだけで、INすらしない日も多い。
最近家具アイテムの販売が以前よりぐんと減ったと思う。
新しいアイテムが出たかと思ったら、服かガチャばかりだ。


10/9(562日目)
今日も仕事。
朝は寒かったと思う。

21時頃、友達に会った。
こんなに遅いのは彼の勤務が終わって退社するのが21時だからだ。

彼のバスの時間の関係で、22時過ぎまでとちょっとしか話せなかった。
自分もいろいろ話したかったが、専ら彼の話を聞く役割に回っていた。
仕事も大変そうだが、それよりも仕事の手順が人によってバラバラで
そのせいで教えられた手順をやっても別の人に注意されるとか、丁寧にやってもスピードアップを意識しても怒られるとか、いろいろ苦労しているみたいだった。
明日は我が身と思って、他人事と思わないようにしながら聞いた。

クマの味覚異常は解消されたようだ。
亜鉛効果、あったか。
クマは食べることが一番の楽しみにしているから、味覚が戻って良かったと思う。


10/10(563日目)
今日は少し暖かい朝だったと思う。

いつもどおり仕事。
少しヘマをやったので気をつけたい。

はじめて銭湯に行ってみた。
実は銭湯に行くのは火曜日くらいから考えていて、
今日は銭湯の広い湯船に入ることだけを楽しみにがんばった。
今日はハードな作業だったから、疲れ度はいつも以上に高くなっている。

帰宅後ネットで調べた通りの物を持って銭湯へ。
入る前気が引けたが、ここまで来たら・・・と思い切って入る。

居心地の悪さは脱いでしまえばなくなった。
マナーに従いかけ湯をしたら広い広い湯船に。
足を伸ばして入るなんて実家の風呂でもできなかったから、湯船の中で足を伸ばせることがすごく新鮮に感じた。
ジェット風呂は水の勢いがものすごく、近くに背中を当てるとまるでマッサージを受けているみたいな心地よさを感じられる。
自然と「あー」という声が漏れた。

湯船の後はサウナへ。
3分くらい入っていたけど、それだけでびっくりするほどの汗がたらたら流れた。
それを見て「すげー」とまた声が漏れる。

上がって着替えると思わぬプレゼントが。
今日は銭湯の日ということで飲み物がもらえたのだ。
いろいろあったが、ラムネをもらう。
ソファで新聞を飲みながらラムネを飲み、ものすごくリラックスしながらくつろいだ。

これはやみつきになるかもしれない。
以前2000円近く払って30分のマッサージを受けたことがあるが、これよりも安上がりで
かつ同じくらいの効果を期待できそう。
何よりも足を伸ばして湯船につかれるのが良い。
と、いうことで気分がいい初銭湯だった。

帰りはTSUTAYAでCDを借り、定食屋でご飯を食べて帰宅。
今日のクマは好き好きオーラがいつも以上に出ていたので、相手をしながら満たされる。
心も体も癒やされながらうとうとし、そのまま就寝。



2014/10/07

ジャズオルガンいいよね-僕の小規模な嘆きその48

・That's allの話
ルー・ドナルドソン(Lou Donaldson)というジャズプレイヤーがいる。
ジャズ喫茶の主人いわく、ジャズが芸術化する流れの中で昔ながらのノリノリのジャズを演奏し続けている人なんだそうだ。

その人のThat's allという曲が好きだ。

代表曲ではない。アルバムの中にそっと入っている。
That' allという曲自体は歌入りのジャズの中でもスタンダードな曲で本人の曲ではない。
しかも、ノリノリな演奏とは対極の、静かーなバラード調に仕上がっている。

そんな存在感のない曲が自分の中で存在感を持ったのは、2年半前のこと。
深夜、結局書いて無駄になる履歴書を仕上げていた時に、なんとなく聞いたこの曲が
染みた。
なんとも言えない落ち着いた、オルガン、ドラム、トランペット、サックスの個性を主張しない演奏が深夜の無音の部屋にすごくあった。
以来、なんとなく気になって聞いてきたが、聞くときは決まって無音の深夜だ。

そんなことを思いながら先日喫茶の主人に会った際、この曲をリクエストしてみた。
主人は、ルー・ドナルドソンがこんな演奏をするのかと驚きつつ、この曲はいいなぁと
褒めていた。なんだか嬉しかった。

こんな感じの曲ないし、曲が入ったアルバムを知らないかと聞いてみたが、主人は唸ってしまった。
この曲ではベースの代わりにオルガンを使っているが、こういう演奏形態はなかなかないからだという。
また、それぞれが個性を主張しない演奏形態もあまりないらしい。

それでもどこかにあるんじゃないかと信じたい。


・毎週月曜日は求人誌を眺める話
仕事を探すのが仕事というヘンテコな前職のせいで、
就職した今でも求人誌をコンビニから取ってくるのが癖になっている。
毎週月曜日は新しい求人誌が一気にラックに並ぶ。
それを持ち帰って眺めるのが月曜の夜の習慣になっている。

主に見るのは社員募集のページだ。
自分がそこに応募したら・・・と考えながら眺めると、ここは応募したくないなという求人が分かってくるようになる。

月給○○万円以上可って書いている→実際はそんなに稼げない。残業代で浮かせているだろう
夢とか目標が出てくる→いざというときは精神論で逃げられそう
チームで営業します→エリアに行くまではチームで、後は一人
写真がモデルっぽいやつ→社内の様子を見せない辺り不誠実
社員旅行の行き先をアピールしているやつ→社員旅行がパラダイスな分仕事がきついだろう
この他にも色々あるが、今のところ思いつくのはこのくらいだ。
要は色々曖昧なのでそれだけ突っ込みどころが生まれるということだ。

しっかりした情報を書いているという点では求人誌よりもハローワークの求人票がいいと思う。
まず基本給と手当がきちんと分けられている。
基本給はボーナスの基準額になるからここを知っとくのはかなり大事になる。
月平均だが残業時間も書いているし、就業規則の有無もわかる(就業規則がないところだとブラックなところと見分けやすい)

ちなみに、有効求人倍率がよくなったと言っても、正写真の求人倍率は全然良くない
(八月の有効求人倍率:1.10倍 八月の正社員のみの有効求人倍率:0.68倍)
景気は良くなっているようでそんなに良くなっていない。


・洗濯物を取り込みながら思った話
雑誌やネットで受刑者の獄中手記や手紙を読んで常に思うのは、
文章力が高いということと、かなり自己分析できているなということ。

考えが足りないばかりに犯罪を犯して刑務所に入れられると
思っているから、まるで小説の人物描写のような細やかな文章にはびっくりする。
そんなに内省的になってしまうのか、刑務所というところは。

なんとなく予想はついていたけど悲しかった(559日目)

10/6(559日目)
台風の影響はほとんどなかった。
少し朝の不安感が強くなっている気がする。

今日は色々と指摘されることが多くてはぁ・・となった一日だった。
新しいこともそれなりに教わる。

土曜日に思いつきで2年前に最後に会ってから一度も連絡していない友達に
メールしてみたら返事が届いた。
元気にしているようだ。

ほしいと思って注文した本がまさかの在庫切れだった。
なんとなく予想はついていたけど悲しかった。

2014/10/06

消費者が納得するトマトの値段-僕の小規模な嘆きその47

・謎の事務所の話
自分が住んでいるマンションの1階には謎の空間があった。

店用のスペースかと思っていたが、店をやるには狭すぎる。
事務所にしてはこじんまりしている。
いったいどこのだれがこんなところを借りるんだろうと思っていた。

4月になり、家具やらパソコンやらが持ち込まれた。
配置を見るあたり、どうやら事務所になるらしかった。

だが、何の事務所かは全く分からなかった。
看板なんて掲示されていないし、ポストの名前もない。
ちらっと中身を覗いてもファイルやオフィス機器ばかりで、何をやっているのか想像できない。

さらに謎なのが、常時人がいる事務所ではないところだった。
朝から夕方まで誰かが詰めている様子は皆無で
時々人が入ったかと思うと、女性ばかり、それも子連れもいる。
ますますわからなくなった。

9月になり、ようやく正体が分かった。
この事務所で近々野菜の販売会をやるという張り紙が事務所の前に貼ってあった。
内容を見ると、非営利でやっている食育関係の団体らしい。
母親っぽい年齢の女性たちがいっぱいいる理由もようやく分かった。

そしてイベント当日。
機会があれば入ろうと思ったが、結局入れなかった。
だから一体何をしていたか、分からない。

後日、ガラス窓のすき間からちらっと見えた「トマト1個250円」
単純に考えれば高すぎる、でもこだわりぬいたトマトなら妥当、
高いのか安いのかよくわからない。

未だにあの事務所は謎だ。


・工場の片隅で読書をする話
昼休みの1時間、最初の25分は食堂で弁当を食べ、トイレを済ませた後
残りのおよそ30分は薄暗い工場の片隅に座って読書をする。
最初は工場と食堂を結ぶ階段の途中で時間までスマホをいじっていたが、
そんなに見たくないサイトを見ながら暇つぶしするのが退屈で、本を持ってきて読書をするようになった。

読むのは文庫本で短編小説が収録されているもの。
ズボンのポケットに入るし、30分位なら一編くらい読みきれるからだ。

作家は最初は重松清ばかり読んでいた。
短編集も多いし、元々好きな作家だったということもある。
そのうち東野圭吾だとか朱川湊人とか別の作家の本も読むようになった。
昼休みの工場にはほとんど人が入らないので、誰の目も気にせず本を読める。
昼休みのちょっとした楽しみになりつつある。

それでも人の目は気になる。
工場で読書をしているなんて、自分だけだろう。
他の人達はバラバラに行動している(タバコを吸ったり、車の中で過ごしたり、工場に入っても寝ていたりスマホをいじっていたり)し、就業規則を読んでも休憩時間は敷地外の外出を除いて何をしてもいいと書いてある。
だから自分が読書をするのは特に問題はないと思うが、その姿はなんだか見られたくない。
やっぱり彼は別の世界の人だと誤解されたくない。本を読んでいるくらいで。

だからズボンのポケットの奥まったところに文庫本は入れるようにしている。
ただ最近、仕事場の棚にスマホを置かせてもらえるようになったので、そこにも
文庫本を入れられるようにもなった。
そこでもあまり見られたくないように置きたい。


・印象の話
先日クマと会った時、
「トレンディドラマに出てくる人みたい」
と言われた。
どうやら、今の自分の髪型が、クマの中のトレンディドラマに出てくる人のイメージに
重なったらしい。

その後鏡を見る。
トレンディドラマなのか・・・?と思いつつ、誰かに似ているとふと思う。
自分の父親だ。
いつの間に父親に似るほど老けたのかと、鏡を見る。
いつもよりも長めに見ていた気がする。





また一週間が始まるんだなぁと思いつつ眠る(557日目、558日目)

10/4(557日目)
朝早く起きた。平日とそんなに変わらないくらいだ。
日曜に開いている病院を探し、今度からそこに行けるように初診の予約を入れた。

午前、ダンボールの中のいらない書類やガラクタ、衣装ケースの古着を処分する。
だいぶスッキリした気がする。
昔撮ったクマとのプリクラの入った封筒を取り出したので、しばし眺める。
なんだか照れくさい気持ちになった。

午後、TSUTAYAでツタヤカードの更新手続きをして、
その足で繁華街へ行き、肌着とカーディガンを買う。
カーディガンは安い割になかなか使い勝手がいいと思った。

帰宅後、買い物ついでに毛布をクリーニングに出す。
初めて出したもんだから、ひと月もかかると知りびっくりした。

買い物に行く途中、近所の神社で秋祭りをしていることを知る。
日が沈んでから行ってみた。
立派な舞台はあったものの、屋台は一つもなく、近所の人の近所の人のための祭りという感じ。
アウェー感を感じてすぐ帰った。

1時過ぎ、ジャズ喫茶の主人に会う。
自分だけしかいなかったが、流れで声付きの配信、ついでにスカイプで話す。
話題は政治についての意見、仕事の取り組み方、後最近気になっている曲のことだった。

自分は以前、したいことリストに「喫茶の主人と時事問題について話し合う」という
ものを盛り込んでいたが、それが思いがけなく叶ったことになる。


10/5(558日目)
朝起きてしばらくして、スマホの画面が固まってしまった。
その状態が1時間も続いたのでただごとではないと思い、携帯ショップへ。
対処とその方法を教えてもらい、店を後にする。

CDを借りて、このまま家に帰るのが惜しかったので
目の前のバスに乗って無意味に繁華街へ。
そんなに美味しくないお好み焼きを食べて、
いくつか店の商品を見て帰っただけだった。

雨が降ってきたので急いで帰宅し、「飛べ!ダコタ」(2013年、日本)を観る。
日本人の誇りをコピーに使う辺り、今どきだなぁと思いつつ、
終戦後のそれも地方の寒村を舞台にして、戦争とは何かを考えさせる点では良かったと思う。

映画を見ながら眠くなり、4時間ほど寝た。
友達のLINEで起きる。
そうだ、今日Skypeで話すんだった。眠気眼でSkypeを起動する。

友達とは1時間半話した。
お互いの近況のことが話題の中心。
彼は今、大学の研究生として在籍しながら院の入学を目指しているらしい。
東京にはまだ慣れないようだ。

その後眠る。
また一週間が始まるんだなぁと思いつつ眠る。



2014/10/04

相変わらず毎日のように夢を見るが、仕事とは関係ない夢もちょくちょ見るようになってきた(555日目、556日目)

10/2(555日目)
午前は雨、午後から晴れてくる一日。
一日中同じ作業の繰り返し。割りと余裕があった。

帰宅後、夕食も食べずに眠る。
1時過ぎに起きて、プロフェッショナルの再放送を見ながら遅すぎる夕食を食べた。

最近携帯が重い。
アプリが途中で止まるし、急に再起動することも多い。

帰宅した後夕食も食べずに寝るなんてどうなんだ?と思う。


10/3(556日目)
今日は指摘がやや多い一日だった。
スピードアップを意識して仕事をすると、単純ミスが目立つ。
なかなかスピードアップができず悔しい思いをする。

帰宅後冷凍パスタの夕食を食べた後、眠くなりそのまま就寝。
相変わらず毎日のように夢を見るが、仕事とは関係ない夢もちょくちょ見るようになってきた。

2014/10/01

まぶたが下がって、メガネをかけているのに画面がおぼろげだ(553日目、554日目)

9/30(553日目)
今日も昨日と同じく機械の操作をやる。
なかなか難しい。先輩のチェックがすぐに入ってここが足りないと
たくさん指摘される。

今まで職場に来てから制服に着替えていたが、
家で着替えた上で行くことにした。
朝の時間短縮と早く帰れるためにするためである。
(あとみんな作業着に何かを羽織った状態で帰っていることが多い、ということに気づいたことも挙げられる)

帰宅後だらだらしてしまったため、作業着の洗濯や夕食など、すべきことをする時間が
遅くにズレこんでしまった。

そのため寝る時間も遅くなってしまった。(1時半頃就寝)
眠る時間は最低6時間は欲しい。


10/1(554日目)
気がついたら10月だった。

今日から家で制服に着替えて、それから職場にいくことにした。
ただ、羽織るものがキツキツのパーカー一着だけだったので
これだけではこまった。

今日は同じ作業の繰り返しだった。
その中でも少しずつ新しいことを学んでいく。
今日で働き出してひと月経った。
相変わらずできないことも多いが、できることもだいぶ増えた。
明日もできることが増えるのだろう。

帰宅途中、羽織るもの(ジャンパーか何か)が欲しいと思って
いつも寄る立ち食いうどん屋には目もくれず、帰宅後町中のGUへ。
安いパーカーとブルゾンが売っていたから1着ずつ買った。
それでも通勤の時に羽織るものだから、制服とのバランスとか色々考えながら
選んだつもりだ。

夕食は帰る途中でうどんとカレーを食べたのでおなかいっぱい。

クマが執事喫茶に興味を持ちだした。
クマは紳士とか執事のような人が好きで、そういう人に守ってもらいたいという願望がある。

今日興味持ったニュース
・海賊のコスプレをした男性が強盗と勘違いされて袋叩きにあう

その後、買い物&CD借りをやって帰宅。
今ブログを書いているが、ものすごく眠い。
まぶたが下がって、メガネをかけているのに画面がおぼろげだ。