2015/07/23

ふるさと切手復刻版発売の衝撃-僕の小規模な嘆きその62

地雷本の見分け方の話
最近本を読むようになって気づいたのは、表紙裏の著者紹介のところで
個人的な近況を書いている本はつまらない(地雷本)確率が高いということだ。

その考えを東京のDと話しながら、普通は代表的な著書(実績)を挙げるものだが、
地雷本を書く著者の多くは実績がないので、余ったスペースを近況で埋めているのではないか、
ということを思った。


日本郵便の最近の切手発行に思う話
6月以降の記念切手発行には驚くことが2つあった。
2007年以前の「ふるさと切手」の再発売
→6月23日の
「信州の花(長野県)」の発行
「おわら風の盆・舞(富山県)」の発行
以来、かつて「ふるさと切手」として地域限定で発売されていた切手が続々と「復刻版」として販売されることが発表されている。

ふるさと切手は時期によって2種類に分かれる。
民営化前まで出されていた地域限定発売のものと、民営化後に出されている全国発売のものだ。
前者は地域によって切手の題材が異なり、地域色豊かなものだった。種類も多かったように思う。
一方、後者は発行される種類は減り、特殊切手と大差ないような感じがする。

最近の「ふるさと切手復刻版」が発売されるのは、民営化後初めてのことだ。
どうして今なのかよくわからないが、3月末をもって郵便局の窓口での80円・50円の特殊切手等の販売終了が関わっているのかもしれない。
額面が50円及び80円の特殊切手等の販売終了


・・・ということを7月23日に書いたが、後々調べてみると民営化後ふるさと切手は度々復刻発行されていたという。
本職の切手マニアの方々から「知らないで書いてるのかよだせー」と思われるので追記。
別に珍しいことではありませんでした、とさ。
(7月27日追記)


「グリーティング切手」の地域版の発売
→地域限定で発売される切手といえば「フレーム切手」と「ふるさと切手」(2007年まで)くらいと思っていたら、なんと今度発売されるグリーティング切手から地域限定で発売されるものがあると聞いて驚いた。
「グリーティング(サンリオキャラクター)(全国版)」及び「グリーティング(ハローキティ)(地方版)」の発行 

今回のグリーティング切手に使われている素材はハローキティ。
グリーティング切手の素材では何度も使われてきて、もはや定番だ。
定番で人気があり、地方版で販売してもそれなりの販売実績が踏めるのではないかと日本郵便サイドが考えたのではないだろうか。

もしこの取組みが成功すれば、他の切手でも地方版が発行されるかもしれない。

ところでこの地域限定発売ラッシュにガチの切手収集家たちはどう思っているのだろう。
手に入りづらくなると嘆いているのか、もはや2015年の切手など土侯国切手(かつてアラブの国々が発行していた、外貨獲得のためになりふり構わず外国人受けのするデザインの切手)だと思っているだろうか。
なんとなく後者が多い気がする。





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