2015/07/07

ハモンドオルガンとヴィブラフォン-僕の小規模な嘆きその61

ハモンドオルガンを聴く話
最近「ハモンドオルガン」という楽器で演奏されるジャズにハマっている。
ハモンドオルガンというのは従来のオルガンに改良を加えて電気で音を出すようにしたオルガンである。

深みのある音を出すのでジャズでも用いられているそうだが、ハモンドオルガンの役割は従来からベースが担ってきていて今もベースが担っているので、なかなか入り込む余地がない。それでもハモンドオルガンジャズはそれなりの地位を築いている。

ハモンドオルガンにハマったきっかけは、ルー・ドナルドソンの「That's all」でジョン・パットンのハモンド演奏にしびれたからである。そこからもっとこういう演奏を聞きたいと思ってきたが
当時の自分はハモンドオルガンという楽器を知らなかった。最近ようやく楽器の名前を知ることができていろいろ調べるようになり聴きこむようになった、という次第である。

ハモンドオルガンが好きな理由は2つある。
マイナーなので演奏されているアルバムも少ない→短期間で大体のアーティストの曲を聴きこむことができる。
オルガンというのが懐かしいので聞いているうちに心が安らぐ

そんなハモンドオルガン奏者の中で有名と言われているらしいものを色々聞いて今のところ思っていることをまとめる。

FREDDIE ROACH(フレディー・ローチ)
一番推し。どうも耳にビビっとくる曲が多い。

JOHN PATTON(ジョン・パットン)
ハモンドオルガンにハマったきっかけの曲「That's all」(ルー・ドナルドソン)のハモンドオルガンを弾いていたのが彼だった。

Jack McDuff(ジャック・マクダフ)
この人の曲で気に入っているものはなぜか速弾きの曲が多い。速弾きが特徴の人なんだろうか?

Dr. Lonnie Smith(ドクター・ロニー・スミス)
ターバンを巻いた姿で胡散臭い見た目をしている。
ファンの間では評価が高いそうだが自分は今ひとつ好みに当てはまる曲を見つけられずにいる。



・ヴィブラフォンも聴く話
ハモンドオルガンにつづいて「ヴィブラフォン」メインのジャズにもハマった。
ジャズを聴いていてポロンコロンという音が聞こえてくる、なんかいいなと思っていたがその楽器が何なのかずっと分からずにいた。
それが先日ヴィブラフォンという楽器ということを偶々知った。
画像を見る。鉄板の下の管をなくしたら小学校の音楽室にあった「鉄琴」だ。


とりあえずどんな曲があるのか、どんなアーティストがいるのかYouTubeでひたすら検索して再生リストに放り込む。そして暇さえあれば聞く。
いいと思った曲は別の再生リストに放り込んで、曲名といいと思った理由をグーグルドキュメントに書き残す。
こうしてオリジナルの「ヴィブラフォン・オムニバス」を作る。ちなみにこれはハモンドオルガンでもやっている方法だ。

ヴィブラフォンもハモンドオルガンと同じようにジャズの中ではマイナーな部類なのでアーティストが少ない。だから聴きこむことができた。

有名と言われているヴィブラフォン奏者の印象をまとめてみる。

・Milt Jackson(ミルト・ジャクソン)
ピアノやドラム等他の楽器と一緒に演奏される形態で形としてはオーソドックスな感じ。その中でしっかりその存在感を出しているのがよい。

・Lionel Hampton(ライオネル・ハンプトン)
ヴィブラフォン界のパイオニア的存在らしい。
ヴィブラフォンが主役の曲、脇役に徹している曲どちらも良い。

Bobby Hutcherson(ボビー・ハッチャーソン)
自分のお気に入りの多くは、気だるさとか熱帯のエキゾチックさが感じられる曲が多い。

Gary Burton(ゲイリー・バートン)
自分が聞いている中では、ピアノといい感じで共演している曲が好き。

今はまだYouTubeで様々な曲を拾っては聴きこんでいるところだ。
段階としては有名な奏者が誰かというのが分かったくらいで、代表曲もまだ聴きこめていない。
もう少し聴きこんで自分なりの再生リストを作りながら、この記事での評価を充実させたいと思っている。







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