・クリスティというバンドの話
「クリスティ(Christie)」というイギリスのロックバンドがある。
今から40年ちょっと前に結成され、「イエローリバー」という曲が世界中でヒットしたものの
その後鳴かず飛ばずで活動休止期間を挟みながら
現在まで続けているバンドである。
洋楽に詳しいオジサン世代の人だったら、名前と「イエローリバー」という曲は聞いたことがあると答えるだろう。
(一発屋だったよねという印象と共に)
リアルタイムでクリスティを聞いていない自分がなぜこのバンドを知っているかというと
NHKの映像散歩の「ローカル鉄道の旅」という番組のBGMに使われた「イエローリバー」
を大変気に入り、
その後イエローリバーを含めたクリスティの曲をYouTubeでリピートしまくったからだ。
インターネットと動画サイトがあって、こういう音楽を楽に聞けるなんて本当にいい時代だ。
自分なりに思う、クリスティの魅力は
ジャカジャカとかき鳴らすようなギター演奏と、ボーカルのジェフ・クリスティの声も良い。
シンプルに演奏して歌って、そしてノリノリにさせるというのが上手いと思う。
ちなみにクリスティは「イエローリバー」のために作られたバンドだったりする。
もともとトレメローズというバンド(デビュー前のレコード会社のオーディションでビートルズと張り合った末ビートルズを蹴落としたバンドでも知られる)のために作られた曲だったが、ボツになろうとしていた。
様々な事情があって、どうしても世に出したいという時に作詞作曲者のジェフ・クリスティをリーダーに据えたクリスティというバンドが生まれ、その曲が大ヒットしたのだった。
その後を考えると、「竜頭蛇尾」の四字熟語がよく似合うバンドではなかろうか。
ところでジェフ・クリスティは自前のホームページを持っているのだが、
そこの「イエローリバー」を全面に出す感が半端ない。
サイトの背景に「yellow river」が入っているのは序の口で、
アドレスに「yellow river」は入れるし
様々なバージョンの「イエローリバー」をYouTubeにアップロードしている(売れている頃のライブバージョン、今のライブバージョン、さらにはイエローリバーができるまでのドキュメンタリーまでも)。おかげでイエローリバーを何百回でも楽しめる。
極めつけは自分の曲をカバーしているアーティストを紹介するコーナーを作っている(ご丁寧にもサンプル音源付き)。
サイトを訪れるまで、ここまでイエローリバーを前面に出しているとは思わなかった。
ここまで来たら、本人の前では一発屋という指摘はもう通用しないだろう。こんなに開き直っているのだから。
よっぽど当時は売れに売れたのだろう。
はじめてリンクを貼り付けた。
・メモの話
取り急ぎ、書こうかなと思っている記事をメモっておこうと思う
・以前小規模な嘆きで投稿した、70くらいあるしたいことを詳しく説明する記事(壮大な長さと期間がかかるだろう)
・カイロソフトのゲームはなぜ人気なのか
・カレー作りにはまった話
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