3/10(713日目)
雪がちらつく寒い日だった。
とはいえ、そこまで極寒に感じることはなかった。
協会けんぽに医療費返還の申請をしに行く。
事情を説明すると
去年の9月、受診。この時協会けんぽには入っていたが保険証が届いておらず
誤って前職で使っていた人材派遣健康保険組合の保険証を出してしまった。
その時は3割負担で済んだしなんともないと思っていた
↓
今年の1月人材派遣健康保険組合から
9月の受診は無資格受診なので残りの7割(8000円ちょいした)を払うように言われ
納付期限ギリギリに支払う
↓
日曜日に領収書とレセプトが届き、
これを受診したときに入っていた健康保険組合に持って行って医療費返還の申請を出せば
人材派遣健康保険組合に支払った金額を返金してもらえることを知る
こういう経緯があった。
この申請書はネットからダウンロードして印刷できるので郵送することもできるが
自分には一つ問題があった。
自分は10月に会社を退職して今は別の健康保険に入っているので協会けんぽの保険者番号が
わからないのだ。
だから窓口にそれを聞きにいかないといけない。
幸いなことに協会けんぽの支部は自分の家の近所にあった。
(いろんな機関が近くにあるのでなんだかんだで自分の住んでいるところは便利だ)
だから本を返すついでに協会けんぽの支部に行くことにした。
窓口に行って自分の保険者番号が分からないというと
生年月日と会社名と名前を書くよう指示され、机と椅子のあるカウンターに案内される。
カウンターの向こうは電話がひっきりなしになっていて忙しそうだなと思った。
しばらくすると職員のおばちゃんが来て、
目の前でレセプトの封を切る
そしてレセプトを見ながら申請書の書き方をその場で教えてくれた。
ただ、傷病の経緯を説明するときに「職場の環境で・・・」と書いたら「それはちょっと・・・」
と言われてしまって書き直しになった。
どうやら職場が原因となると労災になってしまうので後々面倒なことになるらしい。
自分も払い過ぎた医療費をさっさと返して欲しかったから指示に従う。
おばちゃんが丁寧に指導してくれたのできちんと書類は書けた。
月末頃にお金は振り込まれるそうだ。
手続きを終えた後、図書館で本を借り、新聞も読む。
その後マックスバリュで魚の切り身を買う。
塩いわしが売っていたから珍しいと思いこれも買う。
夕食はこれがメインのA定食となった。
ほうれん草が安くなっているのにびっくり。
3/11(714日目)
震災から4年が経つ。
この日大学でクマに会った。
暇そうにしていたから「医学博物館に行かない?」と誘ったら予想外にのってくれた。
大学の敷地内には日中ほとんど人がこない医学博物館というのがある。
クマは興味深げにいろいろ眺めていた。
昔の西洋の医学書をみてわかりにくいといい、
江戸時代の骸骨模型を見てこれにコートや帽子をかけて家におきたいという。
昔のメスや医療器具を見て今とそんなに変わってないじゃんと
なーんだっていう顔をする。
震災があったからそれ関連で地震はいつくるかわからんもんなぁと
言うとクマは「あたしはいつ死んでもいい」と言う。
一瞬ぎょっとしたが、自分の命に価値がないからいつでも死んでもいいという意味ではなく
何度も死を目前にした経験を持っているから死ぬのがこわくない、
人間はいつ死んでしまうか分からないということを実感としてわかっているから、死に対してそんなに恐れを抱いていない
そういう意味で言ったようだった。
このように自分で解釈したが、あっけらかんに「いつ死んでもいい」という
クマの心境は完全には理解できなかった。
死ぬことを知ってるか知らないかの違いだろう。
クマとわかれた後は買い物をして帰宅。
A定食(鮭のバジル焼き)を食べた。
3/12(715日目)
午後クマに会う。
ショッピングセンターのダイソーで待っていたらクマが現れた。
連絡はしていたけど、スマホが全然起動しないので勘でここまできたという。
クマはあと2日でバイト先の個別指導塾をやめるのだが
その時に塾に備品を贈ろうと考えているという。
それを100円ショップで揃えた。
贈り物なのでラッピングもする。
クマは「クマラッピングその他いろいろ株式会社」と名乗って
母親から頼まれたラッピングや工作を受注しているので
ラッピングをやるのは慣れている。
自分も一部手伝う。
少々手先を使わないといけない場面があり、大層苦労したけど
粘り強くやったらやりぬくことができた。ちょっとした達成感を味わった。
久しぶりにプリクラを撮る。
今まではキラキラのスタンプを散りばめるくらいだったけど
楽しみながら落書きをすることができた。
その後近くの公園で散歩。
ネコが多い公園だったからクマは楽しそうだった。
わかれた後は買い物をして帰宅。
夕食はB定食(サバの麹焼き、揚げ出し豆腐)を食べた。
シャワーを浴びながらふと小規模な嘆きのネタを思いつき、
書き始めたら止まらなくなった。
だから日記部分もこんなに長くなった。
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