・あまちゃんの解釈の話
あまちゃんのストーリーの解釈はたくさんあって、
よく考えたそれぞれの解釈を読みながら、みんなよく見ているなと感心させられるのだけど、
ある芸人の解釈はとりわけ印象に残っている。
うろ覚えなので正確なことは忘れてしまったが、
あまちゃんのテーマは「会える時に会いに行く」なのではないかと。
その時はふーんと思う程度だったけれど、
それからあまちゃんを見ることにハマり、ドラマを見ていく中で急にこの解釈を思い出し、
これこそ、あまちゃんを通じて宮藤官九郎が伝えたかったことではないかと思えてきたのだった。
特にそのメッセージが強かったとおもった回は
お盆が始まろうとしているころにGMTが「地元に帰ろう」という曲をリリースする回
これこそ「会える時に会いに行こう」というメッセージであり、
この曲を聞いて今年のお盆は田舎に帰るかと腰を上げた人もいたのではないかと
思わずにいられなかったのだった。
・小銭の話
財布の有り金すべてひっくり返したら
10円玉8枚と一円玉数枚しか落ちてこなかった。
財布をひっくり返す前にした買い物では、
手持ちのめぼしい金を使ったので
財布にはほとんどないだろうなとは思っていたが、
いざひっくり返すと100円に満たない金額が自分の所持金であることに愕然とする。
自分は手元にお金があるとすぐに使ってしまう性格で、
お金を下ろすときにはいつも小出しに下ろすことにしている。
おかげで浪費はあまりせずにひと月を越すことはできてはいるけれど、
手元にお札を入れたら最後、あっという間にいろんなモノを買ってしまい、
ものの一日二日で財布の中には100円玉が数枚という状態になってしまう。
その100円玉達も、必要な買い物に消えていってしまうから、
最後まで残るのは、10円玉をはじめとする小銭ばかり。
そして夜中にふと何か買い物に行きたいなと思った時、
白銅色の硬貨が1枚もないことに愕然とするのだ。
80円の話に戻る。
80円とはいえ、買えないものが無いわけではない。
そこで考えた。
80円で何が買えるのだろうと。
まず考えたのは80円でジュースが買えるんじゃないかと。
紙コップに入ったメロンソーダの小さいやつなら、ちょうど80円で買えるぞと。
でもあれは氷で水増ししているし、何よりも量がもともと少ない。
80円で満足できるシロモノではない。
おでんはどうだろうか。
いやいや、大根1個しか買えないではないか。
そうだ、GEOで映画1本レンタルしよう。
それだと50円で1本借りられるし、残りの30円でマンガ1冊もレンタルできるではないか。
あれこれ考えた末、これが80円の有効な使い方かと思われたが、
ここでひとつ考慮すべき点が。
それは家からGEOまでの距離がずいぶんあるということ。
故に50円のレンタルDVDのためにキコキコ暗い夜道を走って遠くのGEOまで行く意味はあるのだろうか。
そのために失われる時間のことを考えた時、自分の足は玄関に向くことはなかった。
そして今、結局何もしないでこうしてブログを書いている。
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