2017/08/27

それ以外は何もしない一日だった(1600日目~1606日目)

8/13(1600日目)
▼ポストを見ると、奨学金の返済通知が届いていた。
去年と一昨年は、返済猶予をしてもらっていた。今年も返済猶予かなと思っていたが、1/3で減額しながら返済できる制度が導入されたことを知る。
いい加減返さないといけないものだし、少しずつでも返そうと思った。
今の支出の状況を考えると、1/3なら返還は十分できる。


8/14(1601日目)
▼気分が乗らず、午後になっても回復しない。
こういう日は無理せず、簡単な作業をすることに止めた。


8/15(1602日目)
▼お盆なので、電車が空いている。
朝から乗る駅で電車に座れるのはお盆と年末くらいだ。

▼今日も調子が上がらない。遠慮がちな性格も出てきて消極的になる。


8/16(1603日目)
▼今日は書類の編綴が中心だった。
そればかりをやっていたことで少しずつ気分が回復基調にあった。


8/17(1604日目)
▼最近は21時だとか、22時に寝ることが多い。
それでいて寝足りないと思う。昨日も22時に寝て6時まで寝ていた。
この日は複雑な仕事を行っていたが、それでも気分の落ち込みは少しあった。



8/18(1605日目)
▼今日は「蒙霧升降」(ふかききりまとう)。
ヒンヤリとした空気の中で霧が立ち込めるようになる季節。
日中はまだまだ暑いが、一晩クーラーをかけて寝ていると少々寒いなと思える日も出てきた。
ちょっと前までは一晩クーラーをかけていないと暑さで起きてしまう状態だった。

▼今日は疲れたので、夕食を作る気になれぬ。
駅に近いやよい軒で済ませる。
散々迷ってカツ丼。ごはんおかわり自由の定食にすればよかったかなと思ったが、ほどよい満腹感になれたのでこの注文で良かったと思った。
ごはんおかわり自由だったら、節操がない食べ方をして苦しいと思いながら帰宅しただろうから。


8/19(1606日目)
▼大都会PartⅡとⅢのサントラを注文する。
以前クマにアマゾンのギフトカードをもらったが、勿体なくて使えていなかった。
早くつかわないとズルズルいってアマゾンギフトの期限が切れる。思い切って注文しようと思い、夜中のテンションでポチッと注文する。
それ以外は何もしない一日だった。



今日はだいぶ夜更かしした(1593日目~1599日目)

8/6(1593日目)
▼広島原爆投下の日。
うっかり寝てしまって黙祷できず、クマに叱られた。
今日中にちゃんとそれなりの祈りをしようと思い、平和公園に行くことにした。

▼夜に平和公園に行く。
夜に行くのは初めて。ちょうど提灯流しをやっていた。こんな日に思うべきことじゃないなと思いながら、きれいだなと思わずにいられなかった。
外国人は本当に多かった。この人達が提灯流しを見て単純にきれいだなと思うだけで帰国してほしくないなと思った。

▼「秘島図鑑」を読み終えた。
図鑑というなら島のデータが細々とある、と思っていたらそうでなかった。
著者なりに秘島と位置づけた日本の無人島を、情感込めて書くフォトエッセイに近いものだった。


8/7(1594日目)
▼今日から立秋。「涼風至」(すずかぜいたる)。
月並みな表現だが、暦の上では秋でも相変わらず暑い夏が続く。


8/8(1595日目)
▼部署内の飲み会があった。
とりあえずビールを飲んで、肉を食べることに専念した。
いつものように、ほとんど会話の輪に入ることはできなかった。でもそれでもいい。
この時間をなんとか乗り切ったことが重要だ。


8/9(1596日目)
▼ひたすら書類の編綴に追われた。
昼休み、一人で食堂で食事をとっていると、上司が向かいに座ってきた。
いつも一人で食事をするから少々びっくりした。


8/10(1597日目)
▼昨日の作業の続き。
熱気のこもる書庫内での作業。汗がタラタラ、干上がりそうになる。

▼「銀幕の神々」を読み終えた。
久々に山本甲士作品を読み終えたが、やはりスイスイと読めてしまった。
トドックのモデルはアスクルなんだろうか。
中間のおっちゃんの作るやきそばが妙においしそうだな。
そんな感想を散発的に思いつく。

▼上司との面談で、この先のキャリアを考えて資格でもとっておくといいと言われた。
前々から言われていたが、そろそろやろうかと言う気になった。
取っておいたほうがいい資格は色々あるが、とある資格をとることに。
ちょうど受験申込期間で、参考書と過去問も帰る途中に寄った本屋で手に入れられた。
受験料と参考書代で10,000円近い出費。これは受かるしかない。


8/11(1598日目)
▼山の日。
暦の関係で今年の山の日が金曜日になったことはありがたいことだ。

▼昨日から資格の勉強をやっている。
難しそうと思っていたが、いざやりだすとそこまで難しくないと思えてきた。
問題はほとんど過去問の焼き直し。ひたすら過去問を解きまくり、傾向を覚えることが大事だと思った。6割が合格ラインだが、8割はとるつもりでいこうと思う。

▼「靴職人と魔法のミシン」(原題:The Cobbler 2014年 アメリカ)を観終えた。
ファンタジーのような、コメディのような、中途半端な映画だった。
ユダヤ系というのもなんだか意味深だが、そこもよくわからなかった。
悪い映画ではない、いい映画なんだと思う。でもそれ以上の感想は思いつかない。


8/12(1599日目)
▼「寒蝉鳴」(ひぐらしなく)。
ひぐらしがよく鳴く季節。もっとも、ひぐらしは夏至の頃から鳴いているので、この頃から鳴き始めるツクツクボウシのことを言っているという説もある。

▼「モネ・ゲーム」(原題:Gambit 2012年 アメリカ・イギリス)を観終えた。
過去の作品のリメイクで、キャメロン・ディアスにスネイプ先生役の俳優を据えた豪華な作品なのに、B級映画的展開になっていたのが残念だった。
キャメロン・ディアスが計画を引っ掻き回すことになっているはずだったが、そんなに計画は引っ掻き回されたようには思えなかった。

▼東京のDとSkypeをする。
お盆休みが来週いっぱいまであるという。それを使って旅行をするでもなくパソコンのOSを作るという。
いつからプログラマーになったんだと思う。ドがつく文系だったというのに。
東京以外の地方に飛ばされたら退職するという。
彼は今の会社にいつまで残れるのだろう。

▼今日はだいぶ夜更かしした。






その後はずっと眠りこけていた(1586日目~1592日目)

7/30(1586日目)
▼「ヒステリア」(原題:Hysteria、2011年、イギリス)を観終えた。
大人のおもちゃの誕生秘話という題材を当時の社会状況を織り交ぜながら、王道ラブコメストーリーに仕上げることでいやらしさのない、爽やかな終わり方になっていたのがよかった。
それにしても1880年台でも未だに瀉血療法が行われていたり、女性のヒステリーには子宮摘出も辞さないという姿勢に、産業革命が進んでいてもどんだけ医療では進歩していなかったんだと驚いた。


7/31(1587日目)
▼体調悪く、休みの電話を入れる。

▼時間があるのでツタヤでもらった動画ポイントで映画でも見ることにする。
「ウォー・ドッグス」(原題:War Dogs アメリカ 2016年)を見る。
イラク戦争の武器調達で一儲け狙ったという20代の若者二人組の実話をもとにしたという。
淡々と自分のしでかしたことを振り返る映画で一応コメディ映画になっているが、コメディ要素はほとんど感じられなかった。
相方が、段々金の亡者になり表情が醜くなるのを観て、人間の欲望の深さというものを思い知らされた。


8/1(1588日目)
▼休み明け。お礼参りをつつがなく済ませる。
急に休むものではないなとつくづく思った。

▼夏休みを取る予定をまだ立てていない。
取ったほうがいいと言われたものの、帰省も旅行もしないのでいつにとろうか全く考えていない。とりあえず月末にとろうかぐらいしか考えていない。

▼「華麗なるリベンジ」(原題:A Violent Prosecutor、2015年、韓国)を観終えた。
なかなか面白い映画だった。韓国では大人気映画だったと言うがそれも分かる。
一旦はもう再起不能な状況まで追い込まれるも、己の持つ法律の知識で少しずつ刑務所内でリベンジの準備を進める。その成果がラストの法廷バトルで遺憾なく発揮される様は痛快である。


8/2(1589日目)
▼七十二候の一つ「大雨時行」(たいうときどきふる)。
大雨が時々降る季節。
ほんの少し前までは昼過ぎにざっと降る雨を夕立だと呼んで夏だなぁと思ったもんだが、今は災害をもたらしかねないゲリラ豪雨。時代は変わったもんである。

▼昼休みに本を借りた。
無印良品でも仕事で使うノートを買った。
A6サイズの滑らかな書き味のノートというもの。同じサイズのノートなら100円ショップで買えるというのに、1冊250円と高い買い物をしてまでこれを買うのは質が高いことを知ってるからだ。
まず、装丁が丈夫だ。何度開いてもページが破れることがない。
開きやすく、ノートの中心まで書ける。
書き味のよさは分からないが、少なくともペン先が引っかかるようなことはない。
大きめの無印良品でないと買えないのが困ったところだ。


8/3(1590日目)
▼月初であるけれど、ややのんびりできた。

▼定期入れを落とした。
おそらく電車の中でうっかり落としたのだろう。
定期入れを落とすことなんて初めてで混乱する。係の人に何と言えばいいか分からず、しどろもどろな言い方になっていたという。

▼捜索届けを出し、1,2時間くらいしたら電話があるので待っていてくださいと言われ、そのまま帰ることに。
果たしてしばらくすると電話がかかってきたが、捜索しても見つからなかったということだった。
捜索届けはそのままにしてもらい、もし明日の夕方までに見つかったという連絡がなければ定期を再発行することにした。


8/4(1591日目)
▼夕方まで待ったがとうとう連絡は入らなかった。
月曜から定期は使うので再発行の手続きを取りにみどりの窓口へ。
いつも混んでいるみどりの窓口は、夏休みシーズンということで更に混んでいた。みんな新幹線の切符を取る人ばかりだ。
そんな中で自分だけ定期の再発行手続きに行くのが、なんだか心細かった。

▼再発行手続きはすぐに終わった。
明日の朝早くに受け取ることにした。

▼「続 獄窓記」を読み終えた。
獄窓記と比べると、出所後の活動報告に終始してる感があって淡々とした文章だった。
その中で、前作がなぜ硬い文体だったのか、出所後の自由を手にした代わりに得た犯罪者としての負い目の描写など、なるほどそうかと思うことが色々分かった本だった。


8/5(1592日目)
▼早朝、駅に行って新しい定期を受け取った。
定期入れはそれなりに値打ちのあるものだっただけに、なくしたのは惜しいことだったが、新しい定期が手に入ってとりあえずホッとした。

▼「殿、利息でござる」(2016年 日本)を観終えた。
単純に、いい話だったなぁというのが観終わった後の率直な感想。
これが映画化されるまでは「感動の連鎖」というものがあったそうで、その経緯も読んだが自分にはいまいちピンとこなかった。
殿様役が妙に気品がある人だと思って調べると羽生結弦だった。
道理で気品があるなとおもったら羽生くんだと知って妙に納得した。

▼映画を見終えたら眠くなった。
その後はずっと眠りこけていた。




2017/08/06

複雑な目覚めであった(1579日目~1585日目)

7/23(1579日目)
▼「桐始結花」(きりはじめてはなをむすぶ)。
5月くらいに花を咲かせたキリが実を結ぶ頃なのだそうだ。
暑い中着実にキリは子孫を残す準備を進めてきたわけだ。

▼そんな今日は大暑の入り。
地元では大きな夏祭りがあると思い出す。休みなのだから物理的に行けなくてもないと思ったが今年も行かなかった。
大学入学で県外に出て以来、一度もこの祭りに顔を出せていない。果たして高校生の頃の賑わいは今も残っているのだろうか。
そんなことをちょっと気にかけた。


7/24(1580日目)
▼週明けの落ち込みが午後まで続く日だった。
途中、薬を飲みながらやり過ごし一日を終えた。

▼この日から新たな仕事を任されることになった。
朝来て急に言い渡されたことだったので、驚く。
急に色々と覚えさせられるというのは、頭が混乱するという点でよろしくない。


7/25(1581日目)
▼クマは自分の今困っている状況を教授に伝える決心をなんとか固められたようで、近況をメールしたようだ。
返事が夜返ってきたにはいいが、内容にやや困惑しているようだった。

▼今日も昨日に引き続きやることがある。
整理すべき書類の量が多く、机の上に山のように積もるものだから混乱の度合いはいつもより高かったと思う。



7/26(1582日目)
▼今日も相変わらず暑い一日だったが、月・火よりはマシだった気がする。
昨日一昨日は、ムシムシした空気が肌にまとわりつく感じだった。今日は日差しが強いと言うだけでまだマシな暑さだったと思う。

▼昨日の疲れを残したまま職場に来る。
この日は昨日までやっていた書類の整理はせず、いつものようにひたすらパソコンに向かって作業する一日だった。

▼途中、部長がやってきてここ半年の評価をするから面談をしようと呼ばれた。
考課表を見せてもらいながら、ここ半年は前よりも能力が向上したので昇格を部として推薦したいとのことだった。昇格するかしないかは人事の判断に任せられるが早ければ秋には昇格の見込みがあるとのこと。

▼「言い訳だらけの人生」を読み切った。
タイトルから誰かの転落人生かと思ったけど、中学時代の夏に遊んだ男たちがある人物の死をきっかけに再会し、少年時代の思い出にひたるという話。
どこかの国のヒューマンドラマ映画にありがちな話だと思った。


7/27(1583日目)
▼今朝はだるく、家を出る直前まで横になっていた。
休んでしまおうかと思っていたが、やはり休むのはいけないと思って5分ほどで準備して家を飛び出した。
この日も色々と指示を受けたので、やはり休まないでよかったなと思った。

▼昼は久々に天ぷらうどんを食べた。
うどんの上に海老天が乗っているだけで少々幸福な気分に浸れる。
自分はエビを食べると舌がしびれてしまうので、なるだけ舌にふれず奥歯で噛むようにしている。

▼「グランド・ブダペスト・ホテル」(原題:The Grand Budapest Hotel、2014年、ドイツ・イギリス)を観終えた。
最初から最後までコンセルジュと紳士として凛としていたグスタフの様に見入っていた。
ヨーロッパの映画だけあってセットは豪華。途中の脱獄や雪上レースの場面はニヤッとさせられるような場面もあった。


7/28(1584日目)
▼「土潤溽暑」(つちうるおうてむしあつし)
暑さが土の中の水分を蒸発させて、さらに空気を蒸し暑くさせるという時期。
想像しただけで蒸し暑さにうんざりする。

▼結局今月はほとんど手が空くようなことはなく終わりそうな予感だ。
今日は午前暇だったが、それでも午後になるとやることはあったしむしろ来週以降にやらないといけないことが出来てしまった。


7/29(1585日目)
▼今日は4週間ぶりの病院。
汗をかきながら病院へ。

▼昼はカツ丼を食べて買物をして帰宅。
ちょっと昼寝を、と思って寝たらいつの間に翌日の5時前まで寝ていた。
途中空腹を感じて目が覚めたが、まだ寝てもいい時間だろうと思って寝ていたことで思わぬ長寝をしてしまった。
予想以上に寝てしまったことに対して、こんなに時間を無駄にしてしまった!という気持ちと自分でもよくここまで寝ることができるもんだという変に感心する気持ちの2つがまじった感じ。
複雑な目覚めであった。





夜はドキュメンタリーを観ながらそのまま寝た(1572日目~1578日目)

7/16(1572日目)
▼「チャップリンからの贈り物」(原題:La rancon de la gloire、2014年、フランス)を観終えた。
チャップリンの棺を掘り起こして身代金を取ろうとする、エディとオスマンの終始小市民的な演技が様になっていて好感が持てた。
この映画はチャップリンの子孫が全面協力しているという。それを知ったあとでもう一度見返してみると、映画に自然に溶け込んでいて悪目立ちすることもなかった。


7/17(1573日目)
▼「鷹乃学習」(たかすなわちわざならう)。
生まれて一月たった鷹が飛ぶための練習を始める時期。

▼今日は海の日。海の日らしく海に出かけるようなことは全くせず映画を見て暮らした。

▼「ポストマン」(原題:The Postman、1997年、アメリカ)を観終えた。
観ながら、随分長い映画だと思った。小学生の頃にテレビで観た時は2時間程度で収まっていたような気がしたのでそのくらいの時間と思って見出したら3時間超えだったので驚いた。
3時間はやはり長い気がした。アメリカ映画にありがちな星条旗の下の名のもとにというテーマが入っていて、まぁアメリカらしいよなって感じ。


7/18(1574日目)
▼やはり週明けということで調子は低空飛行。
雨ということでさらに調子はいつも以上によくなかったと思う。


7/19(1575日目)
▼今朝はいつも以上に眠く、久々に電車の中でカフェイン錠剤を飲んで眠気をやり過ごした。

▼色んな人に聞き取りをする作業を与えられる。
苦手なことなので、終わった後は疲れてしまった。

▼最近は暑いのでハンカチタオルだけでは汗をぬぐいきれない。
フェイスタオルもカバンに入れて、汗を拭き取るようにしている。

▼「日替わりオフィス」を読み終えた。
ショートショートの本。ショートショートはその性質上突拍子もない設定から入ってくるのであまり馴染めない。拒絶するわけではないが、よほど気分が乗らないと読まないというだけだ。
そんな中手に取ってしまったのは、本屋でパラパラめくってみた時長編の小説じゃないかと思ったから。読み始めてまさかショートショートだとは思わなかった。
でも中身はそれなりに面白かった。特に印象に残ったのは「黒の会社」。社内の書類も、働くひとの汗も搾り取ろうという経営陣の考えは、まさに黒の会社そのもの。資源の掘り方も機械化させずに人海戦術で採ろうというのも黒の会社らしいなと思った。


7/20(1576日目)
▼今日も相変わらず忙しいが、昨日までと比べて忙しさの度合いが落ち着いた気がする。


7/21(1577日目)
▼午前中はそこそこの仕事量だったが、午後から忙しくなり、頭が混乱する。

▼今日は駅前のレンタルビデオ屋が半額セールをやっていたので漫画と映画のDVDを借りる。
今話題の映画の原作、この世界の片隅にを借りる。
映画は見てないがやたらと話題になっている。映画はいつ見るかわからないが、漫画は目の前に借りられる状態にあったので、ストーリーだけでも把握しておこうと思った。


7/22(1578日目)
▼昨日借りたマンガを読む。
「この世界の片隅に」、大変感動した。
多くの人が映画館に足を運ぶというのもよく分かる。
作者が徹底した調査を行ったことで、銃後の生活のリアル感がよく伝わってくる。
そして戦時中の民間人が空襲や機銃掃射を受けた被害者という点よりも、物不足の中でなんとか生活してきたという等身大の姿を見せている、今までありそうでなかったという点を描写しているところに好感を持てた。
作品に登場する場所は土地勘があるので、そういうところも相まってよりこの漫画の世界にどっぷりハマることが出来た。

▼夜はドキュメンタリーを観ながらそのまま寝た。


2017/08/05

受けたいと思うだけで終わっている(1565日目~1571日目)

7/9(1565日目)
▼「ブレイキング・マネー ~堕ちた大富豪の華麗なる大逆転」(原題:BREAKING THE BANK 2014年 イギリス)を観終えた。
なかなかのB級映画だった。
大富豪の転落から逆転というテーマもB級だが、転落後の惨めさが全然感じられない。
シチュエーションの割に単調なストーリー以上に驚いたのは、未だに映画に登場する日本人を数十年前のイメージ(剣道、盆栽、お辞儀)で演じさせているということだった。
日本人らしさを出すにしてももっとマシな方法がなかったものかと呆れる。


7/10(1566日目)
▼人身事故のせいで今日も遅れる。
7月に入ってから、この手の遅れが急に増えてきた。
自分の使う路線はよく遅れるというのが専らの評判。2年近く使い続けてこれまで始業時間に間に合わないほど遅れるようなことは半年に1度あるかないかくらいだった。
ところがどういうわけか7月に入ってからはおかしい。
始業時間に間に合うか間に合わないかとハラハラするようなことが立て続けに起きている。

▼さて今日も忙しい。
頭を使って数字の突き合わせに没頭していた。


7/11(1567日目)
▼九州は大変だ。
北では先週の豪雨被害。南では大きな地震。

▼クマの調子は良くない。
自分も睡眠時間が少ないくせに早く目覚めるせいで疲れが取れぬ。



7/12(1568日目)
▼今日は七十二候の「蓮始開」(はすはじめてひらく)。
この候について調べたことで、蓮が夏の花で4日くらいしたら花が散ってしまう植物だということを知ることができた。

▼たくさん寝たのに眠くて仕方ない。
行きたくなかったけれど、やることがたくさんあるから行くしかない。
やることが多くて終わらない気がする。

▼「「八月の砲声」を聞いた日本人 ― 第一次世界大戦と植村尚清「ドイツ幽閉記」」を読み終えた。
手に取った時は、本の分厚さにこれ読み切れるかなと思ったが、読み始めるとそんな懸念はすぐに消え、すぐに読み終えられた。
開戦当初のドイツ国内では、日本が助けてくれるかもしれないというウワサが広がり大歓迎されたこと、その後刻々と日本のドイツ国内での立場が怪しくなる中で大使館が迅速に手を打っていたことで多くの在住者を帰国させたというのは初耳。
後半の抑留手記もなかなか面白く、地獄の沙汰も金次第なんだなと思わされた。



7/13(1569日目)
▼最近は一週間を乗り切るまでの時間が長く感じる。

▼ジャズ喫茶の配信に久々に参加。
Skypeでゲスト出演まですることになった。お互いの近況をダラダラ1時間話す回だった。
ジャズ喫茶は相変わらず変わっていない。変わっていないのが良いが、最近人がこなくなってしまったと言っていた。「もうここに人はいない」とそういえば彼は最近のひとことでつぶやいていた。



7/14(1570日目)
▼この日も資料作りや書類の廃棄など色々忙しい。
来週はもっと忙しそうになりそうだ。
あまり考えずに三連休を過ごそうと思う。

▼あまりに暑いので自販機で水を買い、あっという間に飲みきる。
500mlだけでは全然足りぬ。1Lくらいないと水分補給には心もとない。


7/15(1571日目)
▼クマが時間があるというので会おうと言ってきた。
クマの近所のスタバで会う。
おしゃべりをしながら近況報告等した。
クマの祖母が飼っている猫は、もともと人にあまり懐かない性格。
しかし、おいしい餌をあげたところにゃーんと鳴きながら手元にやってくるという。

▼運転できるようになってよと言われる。
もうかれこれ4年以上車のハンドルを握っていない。
ペーパードライバー講習を受けたい。受けたいと思うだけで終わっている。



いつもと変わらぬ土曜の過ごし方をした(1558日目~1564日目)

7/2(1558日目)
▼今日は「半夏生」(はんげしょう)。
農家ではこの日までに田植えを済ませようと頑張るのだそうだ。
その様子を観察したいところだが、家や職場の周りはおろか、通勤中の電車の車窓からも田んぼは一切見ることができない。

▼「アニマル・ハウス」(原題:National Lampoon's Animal House 1978年 アメリカ)を観終える。
留年生のキャラが味があると言えばある。始めから最後までクレイジーな映画だった。
一方で、白人と黒人の微妙な関係も描写していて、コメディ一辺倒でもないとも思った。


7/3(1559日目)
▼週明けということでやはり落ち込みはあったが徐々に回復。
月初ということで仕事があったことも助かった。

▼明日台風が来るかもしれない。
ということで買物をして備えることにする。
ひどく蒸し暑い。


7/4(1560日目)
▼工作員らしき怪しい人間に洗脳されかける夢を見た。

▼この日は人身事故による電車の遅れで遅刻して出勤した。
朝方に人身事故というのは大変迷惑な行為だ。

▼台風は足早に通り過ぎ、大した爪痕も残さなかった。
本来はこの日に安くなるものを買うことにしていただけに、昨日買ったのは勿体無いと感じる。
しかし天候の行方など誰にも分からぬ。月曜に買ったのはそれはそれで正解だった。そう考え直すことにした。


7/5(1561日目)
▼今日も忙しい。
毎月定例でやる作業もやったし、数字の突き合わせをする作業もやった。
特に後者は非常に頭を使った。そして数字が合わない原因がわからなかった。
最近は明日に積み残す仕事も増えつつあり、頭が混乱するしやや気が重い。

▼今日は疲れた。
甘いものを食べたいと思い、帰宅途中のマックでマックフルーリーを頼む。
いつも以上に身にしみた。


7/6(1562日目)
▼起床直後にフラフラする。
休もうかと考えたが、遅れてでも行こうと思った。
月初で仕事が多いというのもあったし、最近休んだばかりだから行っておいたほうがいいという理由、あと休み明けの「お礼参り」がしんどいというのもある。

▼朝ラッシュが過ぎた時間の空いた電車に乗って出勤。
久しぶりに比較的空いている電車に乗ったから少し変な気分だ。
いつもより1時間遅れて出勤。遅刻の影響は最小限にとどめた。

▼職場の近所に生シラス丼を出す店ができた。
今生しらす大盛りキャンペーンをやっているというので昼に出かける。

▼うわさには聞いていたが、シラスの大盛りは大層な量だった。
物には限度というものがあるだろうと何度も心のなかで悪態をつきながらなんとか食べきった。
午後はずっと気持ち悪かった。夕食も軽くにしようと思いラーメンにする。


7/7(1563日目)
▼今日から「小暑」の入り。「温風至」(あつかぜいたる)。
全く最近は暑い日が続いて困る。

▼今日の上司との面談で仕事が大幅に増える可能性があることを聞いた。
曰く、パートの女性が退職するかもしれないのでその人の仕事が回ってくるかもしれないとのこと。人手不足だし手すきの多い自分に諸々の仕事を回してくれるそうだ。
ありがたいような、気を引き締めねばという気持ちにもなる。

▼帰る途中マンガを借りた。
うまい具合に黒沢の最新巻が借りられた。

▼「三の隣は五号室」を読み切った。
賃貸住宅に住んでいる身なので、本に出てくる登場人物に加われそうな気がする。
舞台は同じだが、お互い全く打ち合わせしていない役者が一人芝居をしているようなものを見ているような不思議な気分になる本だった。


7/8(1564日目)
▼借りた漫画を読み、ネットをして、昼寝をする。
いつもと変わらぬ土曜の過ごし方をした。