2014/03/13

久々に心が軽い(348日目、349日目)

3/11(348日目)
頭としっぽがニワトリ(自分はニワトリが大の苦手)、胴体が犬のニワトリ犬に遭遇し大いにビビり、
漫才をしてそこそこウケる夢を見た。

東日本大震災から3年の日。
テレビの前で黙祷する。

親から電話。
少しお金を入れておいたという連絡と、「はよ宿(住むところ)決めんね」という催促。
自分は求職中だからどうせ不動産行っても門前払いされるんだ
(求職者は契約時点は収入ゼロなのでたとえ保証人がついたとしても入居審査が厳しくなる)
って思って部屋さがしのことを考えていなかった。
(今住んでいるアパートを退去したら、友達の家とかネットカフェとかに転がり込もうなんて
思っていた)
でも、いざ人に言われると、急に部屋見つけなきゃ見つけなきゃという
強迫観念とも言い換えられそうな、行動のエネルギーが生まれる。


3/12(349日目)
朝、なんとなく一睡もせずに夜を明かした。
今日、一度不動産に行ってみよう行ってみようと思いつつも
行きたくない、どうせ門前払いされそうなんだから。。。と弱気になりつつあった。

頭と心は目ぼしい物件は探しとかないとなと考えているので、
スマホをいじりながら検索していると、
なんだか相談に応じてくれる不動産屋を幾つか見つけた。
まぁ一つ目をかけて、ダメなら次をかけようかなっていう気持ちで
かけてみることに。

一つ目に電話。
「あのー、自分大学を卒業するんですけど、内定を得られなくて就職活動しながら賃貸を借りようと思ってるんですが・・・、紹介していただける物件ってありますか?」
「保証人はつけられますか?」
「親がなってくれます」
「なら、ぜんぜん大丈夫ですよ」
意外にもあっさりOKがもらえてしまった。
こんな身分でも保証人がついていれば、なんとかなるようだ。

一気に心が軽くなった自分は
家賃の上限を3.5万円、初期費用を15万円以内で収める、駅に近いエリア
を希望していくつか紹介してもらうように依頼し、後で不動産屋に行く予約をとった。

13時。駅前の不動産屋へ。
全国に展開している、割と大手の不動産屋だ(と知ったのは契約した後のことである)。

どんな物件を紹介してもらえるんだろう、
たぶん自分が事前に見ていた物件が紹介されるのかな、と思いながら椅子にかけて来店アンケートを記入した。、
そして挨拶もそこそこに、営業のお兄さんは
駅から徒歩5分で、家賃共益費込で34000円のマンションを半ば強引に勧めてきた。
全く想像していない展開に、少々面食らってしまった。

お兄さん曰く、
・あなたは求職中だから、交通の便のいいところに引っ越せば移動も便利だし中心市街地にも生きやすくなる
・ここは家賃の中に水道代が込みで入ってくる(あまり魅力に感じなかった)
・オール電化だからガス代がかからない
・家賃の安いところを選んでもいいが、例外なくガスを使用するので電気代+ガス代がかかる。当然水道代も別途発生する。
駅から遠くなるので交通の便も悪くなるし、古い物件故普通に無職のおっさんがゴロゴロしているので雰囲気がよくない。
そして何よりも家賃が安い物件ほど保証会社が必要になる。求職中で収入ゼロの身では保証会社の審査を通りにくく(これが一番来た)、精神的にもくると思うだろうからなるべく避けたほうが良いのでは。
・ここの大家さんは保証人をつけてくれれば求職者でも歓迎してくれる。
敷金もひと月分免除してなんとか初期費用15万円以内に抑えてくれるという。
それから、事情があって部屋に置いてある家具家電は好きなだけサービスしてくれる、とも言っている。

と、立板に水を流すがごとく、セールストークをしてくるもんだから
自分もこれしかないんじゃないんかなぁと思えてくる。
そして、契約する前提で部屋の現地見学に赴く。

建物は思った以上に「マンション」だった。
オートロックもついている。時々家のカギをかけ忘れそうになる自分には分不相応な設備だ。
妹の住むマンションにもついてないというのに。
部屋もフローリング。
なんだか女の子が住みそうな部屋だなぁと思った。
そして、たぶんここに決めるんだろうなぁと思いながら、予定されていたように自分の新居は決まった。

不動産屋へ帰ってから具体的な話へ(初期費用や入居日、契約書類のこと)。
入居日を早めたので少し足が出てしまったが、16万円と少しを初期費用として支払うことに。
早めに初期費用は支払っておきたいらしく、近くのATMで現金を下ろして
初期費用を支払うことに。
この支払でATMのお金は一気にすっからかんになった。
もうバイトするしかないと開き直れるくらいの残高だ。

お金を支払った後、急にこれでいいのかなと思えてきたが
これほど良い物件もないだろうなと思うようにして、契約を済ませて店を出た。

店を出た後、引越し業者に電話。
その後、裁判の傍聴をしようと思って裁判所へ。
(この間の公文書偽造のように、暗い雰囲気の裁判を見て改めて身を引き締めたかった)
しかし、時間が時間だけに傍聴できる裁判は全部終わっていた。

空手形になってしまい、
近くの図書館で暇を潰した後、母親に電話。
(実は保証人になってもらうことを正式に頼んでいなかった)
母親が保証人になっていて、契約書がそっちに届くという内容を伝えると、
まるでそうなっていたかのようにああそうか、と納得し
家賃は?(弟の新居の家賃と比べてまぁ妥当と評価)初期費用はいつ払うのか?(もう払ったというと驚かれた)何を書けばいいのか?いつ帰ってくるのか?とか色々聞かれた。

クマにも知らせる。
クマは場所に驚いたようだ。
そんなクマは金曜に大事な発表を控えており、大変忙しくしている。

色々あったが、いい大家さんの物件に巡りあい
無事に新居を見つけられた。運が良かったとしか言い様がない。

ここまで書いたが、まとめると
・既卒者の一人暮らしでも親が保証人になってくれたらなんとかなる(片親でも問題ない。不動産屋さんが言っていたけど、収入がある友人よりも専業主婦の母親のほうが何十倍も信頼されると)
・ただし、保証会社経由になると結構厳しくなるから、なるべく保証人付きの物件がよい
ということだ。

そんなわけで、この先なんとかなるんじゃないかという楽観的なものの見方が
今おおっているところだ。
久々に心が軽い。


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