2019/03/02

このときくらいから職探しという現実が心の一部分を支配し始めた(2134日目~2140日目)

1/29(2134日目)
じゃがアリゴという料理がTwitterでバズっていた。
じゃがりこにさけるチーズをトッピングして湯を注ぎ、数分したらかき混ぜる。
するとトルコアイスのごとく、じゃがりこが伸びる。そして大変美味しいという。

気になったので早速コンビニに急ぐ。
さけるチーズとサラダ味のじゃがりこを買い、湯を注いで練り練りをする。チーズが塊になったのが気になったがそこは箸で無理やり裂いてなんとか湯でふやけたじゃがりこに馴染ませようとする。
食べてみると確かに美味しかった。
じゃがりこはいろんな味があるから、もっと食べたくなった。


1/30(2135日目)
ハローワークに行く。

喫茶Hに行く。
韓国人の留学生の書いた「小説」の添削をしてほしい、ということだったので行くことにしたのだ。
小説という体であるが、それは今まで封じ込めていた暗い過去の「告白」に相当する文章である。
日本語は色々手直すべき部分が多い(と言っても意味は十分通じるし、作文が不得意な日本の学生よりもずっと上手に書いている)けど、文章には引き込まれるものがある。自分がこれを読むのは2度めだが、そのたびに闇に引きずられる思いをする。

人から見ても分かるくらいしんどそうにしていた。
チョコレートをもらう。包みを開けてどこかでみたことがあると感じた。
モンロワールのリーフメモリー。クマが昔バレンタインチョコの売り子をしていた時代に売っていたチョコだ。確かその年のバレンタインで貰ったチョコはこれだったと思う。


1/31(2136日目)
今日は家で過ごした。

最近デイリーポータルZを見ていない。
働いているときはスマホでちょくちょくチェックしていたが、退職してからはいつの間に見なくなっていた。
ネットはよくパソコンでするから、他のサイトを見るついでにパソコンから見ようとするとやたらと重い。
使い勝手の悪いサイトだと思った。


2/1(2137日目)
この日喫茶Hに行く。
カウンターでおしゃべりしていると、以前一度だけあった本マニアの人に出会った。
この人は、中四国地方の書店めぐり&マニアックな同人誌を収集することを趣味にしている人で、巷の本好きとは少々違う。
この人が持っていた同人誌類が、自分の心の底の好奇心を大いに刺激させた。
エアコンの配管、室外機、送電塔、団地、たぬきケーキ。なんともいえないセレクトに大いに感動した。

彼が近くにある同人誌類を扱う書店に行くというので、ついていく。
そちらは、サブカル色がどちらかというと強い書店で、アクの強い客がたまたまいたこともあり、居づらい雰囲気だった。通路が狭すぎるのも気にいらなかった。
そろそろ…と言って辞去して、再び喫茶Hに戻る。

カウンターで色々話をする。
その中で、自分が考えていた蔵書リストを作りたい旨を伝える。
店主はかねてから蔵書リストを作りたかったが、なかなか整理する時間がなくてずっと気になっていたということで、大変嬉しそうに快諾してくれた。

その瞬間、自分はようやくここにいて良いんだなというお許しを得たような気がした。
ここには単なる客としているだけでなく何らかの役割が欲しかった。とりあえず自分の中で「学習者」という位置づけをして来ていた。これからは蔵書リストを作る「蔵書管理担当」という人間で以前よりも堂々と行けるようになる。


2/2(2138日目)
この日も喫茶Hに行く。
15時頃からひたすら蔵書を登録する作業に没頭する。
この日だけで320冊登録した。
蔵書を登録する際、ISBNを手打ちで登録する。
テンキーで打ち込むせいか、右肩が痛くなった。

この作業、面白いがなかなか骨の折れる作業だ。
見た所、2,300冊程しかないと見積もった冊数は、雑誌も含めれば1,000冊は最低ありそうだ。
これは毎日通うレベルでないと2月中には終わらない。


2/3(2139日目)
雨が一日降る一日。

12時頃起きる。肩の痛みがまだ残っている。
雨は降っているが、小雨なので自転車で喫茶Hに行く。

昨日ほどの量ではないが、100冊くらいは登録できたと思う。

恵方巻きを作ってかぶりついた。一気に具を詰め込んだせいで切り口が大変不細工な仕上がりになった。見た目は不細工だったが美味しかったからよしとしよう。


2/4(2140日目)
特に何もしない一日。

そういえば1月の認定日以来ハローワークに行っていない。
失業保険はまだまだ貰えるんだけど、春までに就職しなきゃと焦る。
このときくらいから職探しという現実が心の一部分を支配し始めた。












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