2/12(2148日目)
再びニラ玉炒めブームが起きている。
卵を中華スープでとき、スクランブルエッグに。
ニラとキノコを炒めてスクランブルエッグを入れて盛り付ける。ああなんと簡単な料理。
何度も書いているが、一度ハマれば夕食のメニューは固定化され、最低2週間は同じメニューが続いても全然平気だ。
3月まで自分の冷蔵庫の中には、ニラときのこと卵と中華スープがストックされ、腹が減ればニラ玉炒めを食べるのだろう。
そんなことを言うと、ニラ臭くなるからやめてとクマから言われてしまった。
2/13(2149日目)
土曜日にクマからバレンタインチョコをもらった。
仕切りに1個ずつチョコレートが入っているものを食べる機会は年に1回これしかない。
ありがたくいただく。
クマが試食をしていたということもあり、大変美味しかった。
クマの調子は最近上がり下がりの頻度が短くなっている気がする。
2/14(2150日目)
役所に障害者手帳の更新手続をしにいく。
ついでに自立支援の手続きもしようと思ったら、財布を忘れて保険証を提示出来なかった。
保険証を提示するために明日また役所に行くことになった。
視線恐怖症の気配のある女性について、相談に乗って欲しいとのことだったのでグループチャットで相談。
極めて扱いにくく、頑固でかまってちゃん。自己中心的で、礼儀知らずで、現実をいつまでも直視しようとせず、周りのエネルギーや時間を吸い取るだけ吸い取って捨てるだけの女。
視線が気になるとのことで病院に行きたいが抵抗があるとのこと。なんとか説得して病院に行く流れに持っていったものの、しばらくするともとのように私は苦しんでいる、だれか抱きしめてほしいという流れになる。
気持ちは全くわからないわけではないが、延々と付き合っても何もいいことはない。
苦しんでいて抱きしめてやさしくする相手は、家族かクマしかいない。
だから自分はその女にあなたのことなどどうでもいいという意味でこう言うのだ。
「僕はいまニラ玉炒めを食べている」のだと。
2/15(2151日目)
保険証を忘れていたので手続きに役所に行く。
受理してもらいようやく手続きは終わった。
母親から電話。
子宮を摘出するとのこと。それで3月初めまで入院するとのこと。
両親揃って入院かーと気分が暗くなる。
母親については妹が病院の近所に住んでいるので、付き添いとかはやってくれるとのこと。
たちこぎで移動していたらチェーンが外れた。
明日イオンバイクに持っていって修理してもらうことにした。
2/16(2152日目)
クマに会いに行く。
途中、自転車のチェーンをイオンバイクで修理してもらう。
イオンバイクで買っていたので、500円で済んだ。ありがたいことだ。
ふとしたことから、恋とか愛の境目について考える。
自分は愛の定義を割と厳格に適用していて、8年たつのに今から愛に移行しようとしているのだと感じていた。
そのことを考えながらメッセージしていると、クマは結構前から愛だとサラリと返してきた。クマの中では恋とは相手にカッコつけようとして過ごしていた状態であり、その先にあるのを愛という。かっこつける時代はとうに去り、当然のように愛の状態にあるというのだ。
それを聞いて自分はハッとする。自分はあまりに定義について考えすぎていた。
クマは自然だ。
2/17(2153日目)
それぞれの生きにくさを語るという機会があった。
重たい話が多くて、気分が明らかに沈んでいくのが自分でわかった。
気軽に参加したのを後悔した。
2/18(2154日目)
薬を飲んでも不安が相変わらず収まらない。
特に朝がひどい。起きてすぐ抗不安薬を飲むも、収まらない。半夏厚朴湯を飲んでもなかなか収まらない。
なぜ自分が歴史が好きなのか少しだけはっきりしてきた。
今まで人になぜ歴史が好きか?と聞かれても、自分ははっきりと答えられなかった。
昔の人の暮らしを想像するのが好きだから…と答えていたが、自分の中でこれが満足のいく答えではなかった。
最近思った。毒にも薬にもならない歴史が好きなのだ。
織田信長や坂本龍馬のような広い視野を持った人間に憧れを持たず、
ヒトラーのような人間の負の部分を露わにした人間から必要以上に反省を求めない。
偉人や大悪人よりも無名の人の歴史。
偉人や大悪人が主役の歴史は、お説教のネタとしてビジネスマンや政治家に使われる。
自分はそんなところに歴史が使われすぎるのはあまり好きじゃない。
参勤交代の行列のほとんどが派遣社員だった。
砂漠に沢山の戦車とトラックのハリボテを置いて、敵を欺いたマジシャン。
そんな小咄程度の歴史に、人間くささを妙に感じてならない。
そして知らずにいられない。
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