チーカマが好きだ。
特に酒のつまみとして、こいつをかじりながらちまちまと酒を飲むのがいい。
学生時代、友達と飲むときは100円で4本のチーカマをよく買って飲んでいた記憶がある。
ここで疑問が。
さあチーカマは英語で何というか。
まず単純に「チーカマ 英語」でググってみた。だがこれというものは1件もヒットしなかった。
まずちょっと考える。
チーカマだからチーズとかまぼこで単語が構成されているだろう。
チーズはそのままCheeseでいいとして、かまぼこは英語で何というのか。
そもそもかまぼこに相当するのはあるのか?
そう思い、調べるとGoogleは「boiled fish paste」と教えてくれた。
直訳すると「ゆでた魚の練り物」?
ただ、かまぼこはすり身を練って蒸してできるので茹でるのとは違う。
だから「steamed fish paste」がしっくりくると思う。
そうやって自分で考えていながら引き続き調べると、かまぼこは「Fish Cake」というそうだ
(あの食材は英語でなんて言う?「日本食品」)
シアトルの情報を日本語で公開している現地サイトの情報なので、現地では割りと通じそうな表現みたいだ。
ところで、cakeって洋菓子のケーキなんじゃないの?
と思ったけど、単語の意味を調べると「すり身を平たく丸めたもの」という意味も含まれている。なるほどしっくりきた。
cakeの意味
ただ「Fish Cake」だと「魚のすり身を平たく丸めた」状態なのでかまぼことして出荷できない。
「Steamed Fish Cake」にしたら蒸す工程も入るので、これでかまぼこになる。
・・・かまぼこを英語でなんというか考えるだけでこれだけ時間かかった。
本題に戻ってチーカマは「Cheese And Steamed Fish Cake」とするのか?
イヤイヤ、これではイメージ的にかまぼこのそばにチーズの塊が転がってる感じになる。
チーカマとはかまぼこの中にチーズが入っているものだ。
そもそもチーカマはどうやって作っているのか。
チーカマのを世界で初めて作った「丸善」にヒントがあった。
チーかま誕生物語
これによるとチーカマはドイツにあるというソーセージにチーズが入っている食べ物からヒントを得て開発されたとのこと。
それなら「ソーセージにチーズが入っている食べ物」とやらを調べればいいじゃないか。
その食べ物はそのまま「チーズソーセージ」。ドイツではKäsewurstという。
予想以上にチーズがごろんと入っていた。
Käsewurstは英語では?調べると「cheese sausage」。調べるのに回り道した気がする。
ということは、チーカマは
「Cheese in the Steamed Fish Cake」(かまぼこの中にチーズを入れたもの)
欧米人にも分かりやすいように、
「Cheese in the Steamed Fish Cake like a Cheese Sausage」(チーズソーセージのようにかまぼこの中にチーズを入れたもの)
と英語で言えばいいのだろうか?
なんか文法的にめちゃくちゃな気がする。そもそも理解してもらえるのか??
そんなことを考えているうちに、「出川イングリッシュ」を思い出した。
単語と身振り手振り、あと押しの強さでなんとか通じるイングリッシュだ。
小難しいことを考えるよりも、CheeseとFish Cakeさえ知っていれば後はなんとかなるんじゃないんだろうか。
なんだかそんな結論に達した。
・・・こんなに時間がかかったが分かったことが色々ある
・cakeには魚の練り物を平たく丸めたもの、という意味がある
・チーカマは丸善だけしか名乗れない商品名
・ドイツにはチーズソーセージなる食べ物がある。中のチーズは結構でかい。
・CheeseとFish Cakeさえ知っていて、身振り手振りを使えばなんとか通じる!だろう・・・
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