12/13(626日目)
寒気が流れた影響でこちらでも雪が舞った。
最初は小雨だったのが少しすると雪に変わったという様子。
今日も竹内浩三の詩集を読んでいた。
何回も何回も読んでしまう。
「よく生きてきたと思う」と「宇治橋」という詩が好きだ。
時計は電池を変えたら急に動き出した。
ダイソーの電池では動かないくせに2個300円のTOSHIBAの電池に変えた途端動く。
もしかして時計の故障の原因は一流メーカーの電池に変えなかっただけ?と
思ったがこれ以上考えることはやめることにした。
夕食はA定食(サゴシの塩焼き)を食べた。
米がなくなった。
12/14(627日目)
米を買う。
米を買ったら粗品でらっきょうをもらったがらっきょうは嫌いなのでどうしようか迷っている。
選挙があった。
当初の予想通りの与党勝利。
共産党の躍進が目についたが、他の政党がダメダメだった分の伸びだろう。
それでも伸びた政党にはそれなりの力があると思うからそこはがんばってもらいたい。
12/15(628日目)
早朝からバイトがあった。
選挙の備品を片付けるバイト。同じことの繰り返しだったのでそれが助かった。
残業があったけれどそれはそれで良かった。
疲れて寂しくなって帰る途中クマのいる大学に寄る。
ここで何もない日は一緒に勉強をしようということが決まった。
夕食はあまり食べまいと思っていたが
ついつい色々食べてしまった。ちょっと後悔する。
12/16(629日目)
早速クマのところに行く。
午前から午後にかけては図書館で過ごす。
図書館では危険物の勉強をして、午後からは「赤ヘル1975」を読み、なんとか読破した。
複数人物からの視点で書いているところがなんだか珍しいなというのが感想。
昼はクマと一緒に食事。
二人で食事を摂ったりおやつを食べながら飲み物を飲むというのは心が安らぐ。
午後からはずっと竹内浩三の全集を読んでいた。
読めば読むほど繰り返し読みたくなってしょうがない。
自分に似ている。
19時過ぎ、腹が減ったのでクマに買い物を頼む。
水かおにぎりのどちらかを、と希望したら水と半額になっていたご飯とふりかけを買ってきてくれた。
金額も含めて気遣いしてくれたことに感謝するとともに、クマの頭の良さを感じた。
帰り魚やほうれん草や納豆やらを買った。
1000円以上の買い物だった。
12/17(630日目)
雪がすごく降っている。
前日夜から降っていた雪は数センチつもり、交通に大きな支障が出ている。
自転車で行ったが、すべらないようにゆっくりゆっくりだった。
特に注意せねばならないのは点字ブロック。
段差があるから滑りやすい。
今日は日露戦争当時の兵卒の日記を読んでいた。
あまり戦闘の様子が出てこないのはどうしてだろう。
夕食はA定食(サバの味噌漬け)を食べた。
ビッグイシューという雑誌に興味を持った。
残念ながらこのへんでは手に入らないらしい。
12/18(631日目)
今日は朝から病院。
雪はちらついたものの、降らず途中から晴れてきた。
この晴天が雪を溶かすだろう。
病院はカウンセリングがなしになり、薬をもらっただけだった。
いつもクマと勉強するときは家からカップ麺を持ってくる。
そのお湯は売店で何も買わずお湯だけもらってくるので「お湯どろぼう」という名前を
クマにつけられてしまった。
せっかくだから妖怪にしてしまおうということで二人で「妖怪とうどり」という妖怪を考えだした。
なかなか楽しかった。
クマの母親が出すなぞなぞの難易度が高い。
クマも今日は病院で、14時前から15時半まで不在にしていた。
夜、クマのPHSを借りて母親と電話した(自分のスマホは電池が残り少なく、電話中に途中で切れてしまう心配があったため)。
相変わらずよく喋る。それにつられて自分も故郷の訛りに戻ってしまう。
夕飯はとらず、コタツの中でうつらうつらしているうちに寝てしまった。
12/19(632日目)
やや風邪気味。
今日はクマと付き合い始めてからちょうど4年目。
100円ショップで買った仮装をして、写真を撮って、ちょっとリッチな食事を買って過ごした。
それ以外はいつもどおり。
もう4年経ったのかと思う。
クマという理解者がいるおかげでなんとか今まで生きてこられた。
これからもお世話になっていくのだろう。
クマは大切にしないといけない。
こたつはあるといかんので撤去した。
夕食はA定食(サンマの開き)を食した。
1階のコインランドリー室の洗濯機がことごとく壊れていっている気がする。
このままだと近いうちに洗濯できなくなるかも。
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