嗚呼いつもの日曜日になってしまった(1503日目～1509日目)

5/8(1503日目)
▼ゴールデンウィークがが終わった。

さすがに休み明けは憂鬱。それでも仕事があるからその憂鬱も忘れられる。

▼仕事は少なめだが、その分を勉強しよう。

ということで、手が空いた時間は勉強するなどることにした。そのことで、手が空くことはなかった。

▼「走ル」を読み切る。
ブックオフでたまたま目に入った本。ひたすら北へ北へと自転車をこいでいくロードムービー的なストーリーだけど、道中での会話はほとんどない。主人公はストイックで特に悩みも闇も抱えてなさそう。
遠くに行けば行くほど部活のことだの彼女のことだの現実のことが頭の中を占めるようになり、最後は電車に乗って現実のある東京へ物理的にも精神的にも引き戻される。
自転車旅で何かを得たわけでも、劇的に何か変わったわけでもない。
言ってしまえば、ただ自転車で誰とも会話しない一人旅をしただけの話。
それを小説にして読者に読ませる文力はなかなかだなと思った。

5/9(1504日目)

▼昼過ぎから雨が降り出した。

▼年に一回しかやらない作業を指示される。

マニュアルがあったので、なんとかできたが余計な過程も行うなど、混乱することも多かった。

5/10(1505日目)
▼今日は「蚯蚓出」（みみずいずる）。
みみずが土から這い出してくるくらいの陽気になるとのこと。

▼朝の電車は座っていると眠い。

眠くて仕方ないから、カフェイン錠剤でなんとかした。

気休めにしかなってないと思うが多少マシになった。

▼今日は締め切りの迫る資料に関連した作業が続いた。締め切りを意識すると、胸がズーンと沈むような思いをさせられる。

▼「金メダル男」を読みきった。
泉一を表現部で坂本龍馬に憑依させたり、中年でもアクロバットショーをさせたりするあたりがウッチャンらしいなと思った。
多分ウッチャン以外の人が同じような話を書いたらここまでは面白くなかったと思う。
ウッチャンが書いたことを意識して読む本だ。

▼買い物をしていると、ニラ玉を急に食べたくなった。

ニラ玉の素はないのかと店の中を探し回るがない。

調べると鶏ガラスープの素でできることが分かったから小分けになっているそれを買う。

5/11(1506日目)

▼「筑豊炭鉱絵物語」を読み終える。

世界記憶遺産の日本登録第一号になった山本作兵衛氏の炭鉱夫時代を記録した画文集。

ヤマは消えゆく、筑豊524のボタ山は残る。やがて私も余白は少ない。

山本氏のこの文章からの炭鉱のことを残したいという気持ちの強さが印象に残った。

明治後期から大正にかけての炭鉱絵が多いのは、バリバリ元気でよく覚えていることが多かったからなのか、それとも炭鉱ならではの文化が色濃く残っていたのがこの時代までだったのか、そこはわからない。

▼朝からデスクにほとんどいない日だった。

本棚の移動を行った後、移動ついでに出てきた大量の書類をシュレッダーにかけてほしいと言われたからだ。

その量はたいへん多い。昼の時間を削っても終わらず、明日も作業の続きをやることになった。

▼昼過ぎ腕時計が動かなくなった。
かれこれ7年以上肌身離さずつけて使ってきた時計。おそらく電池切れだろうということで駅前の家電屋へ電池交換をお願いした。
電池交換では直らない何かかもと危惧していたが、そんなことはなくて以前通り動いた状態で返ってきた。
うれしいことはもう一つ。
自分の腕時計はクロノグラフタイプで、秒数を示す針が本来12にあるべきところが1にずれていた。それが12のところに戻されて返ってきたのだった。
これは嬉しい誤算だった。
この手のものは修理に出さないといけないんじゃないかと思いこんでいたからだ。

5/12(1507日目)
▼今日も廃棄書類のシュレッダー。

昨日仕分けしていると、そのままシュレッダーにかけられないホチキスで綴じられた書類がワンサカ出てきた。

昨日はそれらを残し、今日はホチキス外す→シュレッダーという作業。

▼作業は昼過ぎまでかかった。

5/13(1508日目)

▼昼過ぎ、クマに会う。

イーオンに行くまでの待ち時間を一緒に過ごした。
イーオンの先生はびっくりするくらいのハイテンションらしい。

休憩スペースに卵を上から吊るしたような形の椅子がある。

クマはこれが大分お気に入りで、これを買ってここに住み着きたいと言っている。

調べたらハンギングチェアという家具らしい。
いつかこれを買いたいものだと思った。

5/14(1509日目)

▼今日もクマに会う。

クマは勉強をしていたので、自分も本を持参して勉強する。

クマはマウスを使って、味覚のコントロールに関する研究をしているようだ。

▼クマとわかれた後買物をする。
買物をしたらまたどこかにでかけようと思いながら、ちょっと一休みとゴロンとなったが間違いの素。
そのまま寝てしまった。
嗚呼いつもの日曜日になってしまった。