2015/11/22

文庫本カバー作り-僕の小規模な嘆きその72-

・自分で文庫本カバーを作った話
本を書店で買うとついてくる、紙のブックカバー。
あれは表紙から何の本を読まれているか見られないという点ですごくいい。

ただネット上で注文した本ではこういうものはついてこない。
(つけてもいいのに。)
ネット上で中古の本を注文することが増えてきた今、文庫本カバーが無性に欲しくなってきた。
こういうものは100円ショップにくらい普通に売ってるだろう。
そう思って気軽な気持ちで探しに行ったがない!血眼で探したつもりだったけど、
ないものはなかった。
(正確に言うとビニル製の透明なブックカバーは置いていたが、これは求めるものではない。)
その後も複数の店を回ったが結果は同じ。

ネットで購入しようかなーと思い、ネットで調べて見たら自作でブックカバーを作ってみた人の記事を見つけた。
自作というと、手先が不器用な自分にはどうも抵抗があり、最初は眼中になかったが、意外に簡単そうだったのでサイトの記述を元に手元のコピー用紙で作ってみた。
作ったものは多少不格好だが、文庫本カバーとしては十分使える。
試作品を見てこれは自分でも出来ると思った自分は、早速材料を揃え、会社の休憩室でうろ覚えの作り方で文庫本カバーを作り始めた。

今から載せる写真がその全記録。


100円ショップであったクラフト紙とこれから読む予定の文庫本。



まず左側のポケットを作るためにこの辺を折ろうかな?という位置に本を置く。





右側から紙を折り、本の左側面にあたったところに折り線を付ける。





一度開き、最初に置いた場所を動かさないで折り目をつける。





折り目を中に折り込む。左側も同じようにやる。



下に合わせて折り目を作っていく。




上も同じように作る。



一旦広げて、折りかけの折り目をきっちり折り目を作る。



側面のポケットが上にくるように折り直す。




さぁ、表紙を側面ポケットに織り込んでいくぞ!緊張の一瞬・・・。



入った!
片方が入ればもう片方は訳なく入れられる。



できた!1分少々の工作だが完成したものを眺めてちょっとした達成感を味わう。
手先が不器用な自分でも人並みに文庫本カバーができるとは・・・(それも安く早く)。


実際に使ってみると、本屋で店員さんが作ってくれた文庫本カバーのように、はずれることも無く普通に文庫本カバーとして使えた。
人に何を読まれてるか知られなくて済むという安心感と、自分で欲しいものを作り上げたぞ!という達成感を得ることができた、今回の試行錯誤であった。

おわり。





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